【当たり前は特別なこと】
こんにちは。ライフコーチ のぶこです。
私は最近、当たり前だと思っていたことが、実は特別なことだったと気付くような出来事がありました。
ゴミ収集についての話です。
私の住む地区は缶の回収日が決まっていて、
前日に回収容器となるコンテナが置かれることになっています。
ある日、決まっている曜日で缶を捨てようとしたけどコンテナが置かれていません。
「あれ? 今日は缶の回収日だと思ったけど、間違えちゃったかしら?」と思いました。
こんな状況の時、何を考え、どう行動しますか?
置いてないことに怒る?
自分の間違いかもと不安になる?
どうしたらいいだろうと戸惑う?
それとも、コンテナを届ける業者さんに何かトラブルがあったと心配。
いつのまにか回収日が変更になった?
市町村の資源回収の担当者に問い合わせる?
クレームを言う?
コンテナはないけどゴミを置いておく?
コンテナがないのでゴミ出しをやめる?
書き出してみると色々な考えや行動がありますね。
今回、決められた曜日にコンテナがないというのは初めての経験でしたが、持って行ったゴミを出すのをやめ、家に持ち帰ってから仕事に出かけました。「何かあったのかな?」と考えはしましたが、
興味深い出来事だと考え、感情を乱されることもありませんでした。
いつもなら、私が捨てる時にはたくさんの缶が捨てられているので、多くの方が同じようにゴミを持ち帰ったものと思われます。
以前の私だったら、「どうしてコンテナがないの!」と思い、イラッとして一日をスタートさせたかもしれません。
今回は近所の収集場所にはコンテナがあるのを見たので、コンテナを届ける業者さんに大きなトラブルが起きたわけではなくて、ただの置き忘れだと思われます。
問い合わせをしなかったとしても、回収に来たときにコンテナの置き忘れに気付くことでしょう。
考えてみたら、市内の何百、何千箇所にもコンテナは設置されているでしょう。
ですから、もれなく設置することは大変なことだと思います。
毎週同じ曜日にコンテナが届いていることは当たり前ではないことに気付かされます。
逆に今まで一度も忘れてないことがすごい特別なことだった・・・とも思います。
ゴミを出しておけば、処分していただけることって、ありがたい事ですね。
ゴミを回収してもらうことに慣れてしまって、感謝の気持ちを忘れていたことを反省しました。
そして、自分の感情に振り回されなかったのは良かった。良かった。
思うように物事が進まない時、「どうして置いてないの!!」と怒りの感情を放出することもできますが、怒ったところで誰にもメリットはありませんよね。
自分の感情によって、エネルギーの無駄遣いをしたくありません。
「こうでなければならない。」「こうあるべき。」という気持が強すぎるとその考えで自分自身を苦しめる場合もあるでしょう。
様々な状況が想像できて、たくさんの選択肢を思い浮かべることができれば、その場に応じた最適を選択できるのではないでしょうか。
今回、「当たり前」と思っていることを振り返ってみると・・・家族が体調を崩して、家事をしてくれていたこと、そばで話を聞いてくれていたことに改めて気付いたという経験があります。
当たり前のことが当たり前でないと気付いた時、いつもなら見逃している感謝に気付くこともできるかもしれませんね。そう! 当たり前だと思っていることは、特別なことなのです!
今、改めて当たり前と思っていることを考えてみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。この投稿があなたにとっての当たり前に目を向けるきっかけになったら嬉しいです。
noteを通じて繋がれることに感謝!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?