私の事を予言者という人達?
皆さん、こんにちは。まさです。
私は、物流業に35年携わって来ました。
小さい仕事から大きな仕事、多種多様な商材を扱って来ました。
主に、物流センターで保管している商品を出荷する仕事を行い、その現場作業から管理までと経験して来ました。
今回は、そんな仕事をする中で、従業員から言われた事「予言者」について、お伝えしたいと思います。
管理職として、日々の業務管理、新規業務の立上げなどを行い、従業員の管理、指導をしていました。
仕事を進めている時に従業員に「このままだと、こうなるよ」「だから、ここではこれをしないと」と言うと、「そんな事分からないじゃないですか?」という人達がいる。
結果、私の言ったとおりになる事がある。
すると「何で分かったんですか?未来の事が分かるなんて予言者みたいだ!」と言われる事がよくある。
私は、決して未来が見えるわけではない。ましてや予言者でも無い。
何故、先の事を言い当てられたのか?
そのゴールに辿り着くまでの、流れとポイントを理解しているだけだ。
そのロジックを冷静に考えれば解ることなんです。
そして、全体的な流れが理解出来ていれば、何をすると、どのポイントで違う流れになるか、その結果がどうなるかが分かる。
その人は、それを理解していないだけ。
なるべくしてしてなっただけなのです。
それを、言っているだけなのだが、予言者と言われてしまう。
そして「何で分かるんですか?」という人の殆どに共通している事がある。
①全体的な正しい流れと注意するポイントを理解していない。
②次の展開に目を向けず、目先の事しか見ていない。
③目的を理解していない。
④考える思考がない。
⑤言われた事だけ、やればいいと思っている。
⑥その過程を面倒だと考え、やらない言い訳をしている。
⑦目を背けている。
こんな、人達が多いのです。
そして、仕組みには目を向けても、人には目を向けない。
仕組みには、人が関わっている。
人は、機械ではない。ペースも違えば、体力も違う。そして、感情もある。
この人に関わる事を面倒だと避けている管理者が多い。
しかし、そういった事も考慮する必要がある。
仕事というものは、意外と単純なのです。
しかし、それをする事は面倒な事かもしれませんが、実行する事で次の展開が変わるのです。
物流の仕事は計画とおりにはいかない事が多々ある。だからこそ、先を見る力を養う必要があります。
色々なパターンを想定し、不測の事態に陥らないように先手を打つ事が大事なのです。
それを、私が行ってしまうと、後が育たない。
失敗するとわかっていても修復可能な場面までは、本人にやらせて、失敗を経験させる事もあった。
そこで、本人が気付いて反省しなければ、次も同じ事をしてしまうからだ。
反省する人は見込みがある人だと思う。
少し先を見て、間違った選択をしないようにして欲しいのですが…。
今回は、私が仕事をしてきた中での実経験を少し伝えさせて頂きました。
最後まで、お読み頂きありがとうございます。