紫ルフィの問題点と解決策
noteをご覧の皆さんはじめまして。
田舎でワンピースカードゲームを遊んでいる、ともやと申します。
この度、10月27日に開催された宮城CSで紫ルフィを使用しました。
結果は振いませんでしたが、プレイの分岐や細かなプランを立てて望んだため、noteにまとめました。
はじめに
宮城CSに向けて使用しているデッキを模索している中で極端な不利対面が少ない紫ルフィに注目し、CSに持ち込む第一候補として9月末より研究を開始しました。その中で紫ルフィには避けては通れない問題点が3点ある事に気がつきました。
①紫ルフィミラーの後攻
②ドフラミンゴ対面の後攻
③ボニー対面(今回は触れません。)
このnoteでは①、②の問題点に対してどのように考えてプレイしたか、どのような経過でプランを立てたのかを解説します。
①紫ルフィミラーの後攻
⭐︎ミラーの対局感
ミラーは、7ルフィ太郎、9ルフィ等のアタッカーで盤面を作り、その後ギガントやブロッカーなどで耐久しアタッカーの攻撃回数を増やすのが基本方針です。
先行は強力なアタッカーが早い段階で攻撃できるため圧力が強く、後攻側は十分に盤面を作れていない段階でブロッカー展開にドンを使用しなければなりません。そのため、後攻が圧倒的に不利とされております。
⭐︎マゼランの採用
この問題を解決するためにルフィ太郎を先に展開できるようマゼランを採用しました。
しかし、マゼランを後手2に出した場合、ルフィ太郎に繋げるためにはリーダー効果を2回使用しなければなりません。
リーダー効果2回使用→ライフ3の進行で先行の攻撃を受け切るためには盤面を完成させる前にブロッカー展開に持ち込まなければならず解決になっていませんでした。
また先2でボンクレーを出されるとそもそもマゼランの意味がなくなってしまうため不採用となりました。
⭐︎リーダー効果を1回だけ使用するプラン
マゼランの研究でリーダー効果を2回使用しライフを3まで落とす進行では勝てないことに気づいたため、後手2のみでリーダー効果を使うプランを試しました。
これはルフィ太郎→ルフィ太郎等で進行した場合、ギガントが絡むと8ドン以上ドンが伸びません。これでは9ルフィやブロッカー2面+ギガントの展開がドン不足で作れず、勝利には繋がりませんでした。
⭐︎後手2ボンクレー、リーダー効果1回
後手2ボンクレーはリーダ効果1回のみだとドン不足になってしまう問題を解決していました。
また、後手3で先3に攻撃してきた6000キャラをルフィ太郎コピー8000で攻撃できるのも魅力的でした。
しかしこの進行だとボンクレー+ルフィ太郎+ルフィ太郎or9ルフィと引きの要求が高く、このプランのみでは安定した勝率を得られませんでした。
⭐︎5キッドの採用
以前は不採用だった5キッドを採用することで5キッド→ルフィ太郎→9ルフィの展開をリーダー効果1回のみでできることに気がつきました。
さらに9ルフィのターンに1ドンアクティブでギガントを構えられるため他プランよりも9ルフィが使用しやすく、格段にキャラを上踏みしやすくなりました。
⭐︎紫ルフィミラー後手のまとめ
これらのことから、マリガン基準はボンクレーor5キッドandルフィ太郎までマリガン基準を下げることができました。
理想的な進行としては
ボンクレー→ルフィ太郎→ルフィ太郎+ギガント
(このパターンでは可能であればギガントは使わずドンを温存したい)
5キッド→ルフィ太郎→ルフィ太郎or9ルフィ+ギガント
上記を目指します。ちなみにボンクレーと5キッドどちらも手札にある場合は5キッドを優先します。
ルフィ太郎or9ルフィを2体以上→ブロッカーの展開を作り、8000以上のキャラで相手の6000キャラを踏んで攻撃回数を減らし、相手の大型をブロッカーで止めてリソースを失わずに守り続けて勝つパターン。
相手が5000、6000の攻撃を複数回ライフで受ける展開の場合は大型もライフに攻撃し早急にライフを0にすることで、ウソ八を絡めてリーサルを狙うパターン。
後攻でもこれらのパターンに持って行ければ相手のブロッカーの枚数次第で捲ることができ、圧倒的に後手が不利である問題は解決されました。
②ドフラミンゴ対面の後攻
⭐︎ドフラミンゴ対面の対局感
紫ルフィ側がキャラに攻撃し続けドフラ側のリソース切れを狙う展開になります。当然、先行が先に盤面を増やし、後攻がそれを追う展開となるため先行が有利とされています。
またドフラミンゴ側のプリンの存在が大きく序盤でライフを受けすぎると手札8枚〜9枚にプリンが直撃してしまい敗色濃厚となります。後手の場合は特に顕著で、リソースを手札ではなくライフや盤面に残す意識を持ちプレイする必要があります。
紫ルフィ側の後攻の勝ち方を研究しているうちに、先2のドフラミンゴの7000リーダの受け方と後手2の紫ルフィ側のプレイがゲームを大きく左右することが分かりました。
⭐︎先2、7000リーダーの分岐
プリンをケアするためには先2のドフラミンゴの攻撃に対し、どのようにプレイするかが重要になってきます。攻撃の受け方は、ドフラミンゴ側の展開によって分岐があります。
・先2 2ティーチ+7000リーダー+リーダー効果
先2の7000リーダーを守ると、その後プリンの直撃は避けられるため基本は守ります。特にティーチが絡んでいる展開では必ず守ります。
ライフで受けてしまうと、先3にプリン+リーダー効果が使えるため、相手にキャラ展開されて、手札もライフも少ない状態になり敗色濃厚です。
・先2 7000リーダー+リーダー効果
ティーチが絡んでいない先2の7000リーダーもプリンケアで基本は守ります。しかしティーチが絡んでいるパターンとは違い先3にプリンを出されてもキャラの展開は進みません。
そのため先2にジンベエ、ティーチどちらも絡んでいない展開で、後手2で必要なパーツを引けていない場合のみ7000リーダーを受けて良いと判断してました。
⭐︎紫ルフィの後攻2ターン目の進行
ドフラミンゴ対面で紫ルフィ側で最も重要なのが後攻2ターン目のプレイです。後手2で4コストのカードをプレイしてしまうと、4ローにバウンスされてしまい著しくテンポを失います。そのため5コスト以上のカードを軸に盤面を形成します。
また相手の展開に応じていくつか分岐があります。
・先2 ジンベエ2面展開(2ティーチ)
5キッドか三五郎をプレイします。
5キッド、三五郎どちらも手札にある場合は、後手3以降のリーダー効果を節約できるため、5キッドを優先します。
5コストのカードが手札にない場合はゾロ十郎等の4コストのカードをプレイします。これはティーチが絡んでいても絡んでなくても同様です。
4コストのカードをプレイせず、リーダーにドンを付けてレストのキャラに攻撃する選択肢もありましたが、こちらのキャラが展開できていないとジンベエ+ティーチの絡んだ早い展開に追いつけず勝利には繋がりませんでした。
そのため先3の4ローを割り切って、キャラの展開や2ティーチの使用で減った手札の上からキャラを攻撃した方が勝利に繋がりやすいと判断しました。
・先2 キャラ1面展開
こちらも基本は5コストのキャラを優先して展開します。
5コストのキャラが手札にない場合は4ローをケアして、4コストのカードをプレイせずドンを付けて相手のレストのキャラに攻撃します。
この進行だと相手の盤面に序盤から攻撃できるキャラがいなくなるため、ゲーム全体で見た時の攻撃回数が減ります。
その結果、ゲームが後ろに倒れ大型が間に合う展開になりやすく5コストを出せなくとも勝利に繋がる可能性が高いと判断してました。
これは2ティーチが絡んでいてもいなくても、先2が1面展開の場合は上記の分岐でプレイしてました。
⭐︎先2の7000リーダーを受けてしまった場合
2000ガードが手札にない等の理由でやむなく先2の7000攻撃を受けてしまった場合、先3プリンのケアはできません。
そのためプリン後にリソースを回復できるように、盤面にリソース源を作ることが重要になります。このパターンのみ、後手2の優先度が三五郎>5キッドとなります。
プリンを使用された場合、三五郎→ルフィ太郎+三五郎等で展開できても、グラビトウで三五郎が2体処理されるパターンは必敗でした・・・。
⭐︎ドフラミンゴ対面、後手の中盤〜終盤
・中盤の進行
ドフラミンゴ側は攻撃するターンとキャラを縦置きして準備するターンにメリハリを付けて来ることが多いです。
攻撃してきたターンの返しにキャラを取れていないと準備するターンなしで攻撃ターンが来てしまうためこちらのリソースが持たず押し切られる展開になります。
そのため攻撃してきたターンの返しはこちらの攻撃キャラにドンを振り3000要求かけてキャラを取る動きを優先します。キャラ取り+αでブロッカーを1面添えることができれば余裕を持った展開になりやすいでしょう。
逆に準備するターンの返しはドンを付けずリーダーに攻撃して、こちらのキャラ展開を優先します。ここでブロッカー2面展開+ギガントのような展開が作れればライフ2〜1の進行を作りやすく勝利に近づきます。
・終盤の進行
基本、紫ルフィ側はライフ1〜2枚残し、パフュームフェムルをケアした進行を目指します。
しかし、相手の攻撃の圧が強くライフを残すことが難しいと判断した場合は、やむなくパフュームフェムルを受けるプランへ変更します。
パフュームフェムル込みの要求値は11000〜となるため、2000カウンターやギガントを4ナミやゾロ十郎などでかき集めます。
またパフュームフェムルを受けるプランを選択した場合、受けたターンにカウンター値を多く消費するため、その次ターンの相手の攻撃を受け切ることは困難です。
そのためこのプランを取る際は、パフュームフェムルを受けた次のターンに勝てるよう相手のライフを減らしておくことが重要です。
このプランの裏目としては、手札にカウンター値を揃えても4プリン→パフュームフェムルで7000要求を作られてしまうことです。このパターンでは、どうしても運に頼る他なくなるため、勝率が安定しません。そのためライフを1〜2枚残す進行をおすすめします。
終わりに
今回は紫ルフィの問題点に焦点を絞り解説しました。
noteで不明な点などありましたらDMにて連絡頂ければ、お答えさせて頂きます!(返信遅れるかもですが・・・)
少しでも、これからCSで紫ルフィを使う方の力になれたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました😊