家事のアップデート

子どもは、成長が著しく、昨日できなかったことが今日できるようになっていたなんてことは
子育てされた方なら皆さん経験されていることと思います。

小学校入学前は、特にできることが日に日に増えていきますよね。

それに伴って昨日までは子どものためにここまで下準備をしておかなければならなかったことが
今日は、もう一歩進めた段階の下準備まででよくなったりしたと思います。

そうして小さなステップを重ねて、親の下準備無しに色々なことが自分一人で最初から最後まで出来るようになるんだと思います。

具体的に例を１つ挙げると、お風呂上がりのパジャマの準備。

新生児の頃は肌着やロンパースを重ねて袖を通して広げておいてすぐに着せられるように入浴前に準備していましたが、
つかまり立ちができるようになると服さえ脱衣所に準備しておけば着せられるようになります。

そのうち、決まった場所にパジャマさえ置いておけば自分で着るようになります。

こうして親が準備をする方法は日々変わっていくのですが
それは子どもの様子を観察して、このステップまで進めても大丈夫かな？と考えて進めたり、戻したりして成長に合わせていきます。

これが子育てに伴う家事のアップデートです。

このアップデートがパソコンや携帯みたいにボタン一つで家族に共有されると楽なのですが
現実にはそう簡単にはいきません。

生活全般で色々なバージョンが出来て、それぞれの子供に対してもバージョンが出来ていくので
家族と共有してアップデートしていくのは難しいですよね。

　今はこのバージョンまで進んだよと家族に伝えてもそれは私が勝手に作ったルールでしょ？という圧を感じたこともしょっちゅう。

　確かに私ルールな部分もあるのでしょうが、家事を回す＆子どもが一人でできることを増やす上で今はこの方法かなと私なりに考えて実践しているので
パートナーも同じ目的でどの方法がいいか考えて欲しいなぁと思ったものです。

　今となっては共有するのは諦め、私ルールで家事も子育ても回す日々になりました。