乙武さんの衆院補選立候補記者会見から感じたこと
一昨日は子ども2人を連れて、乙武さんの衆院東京15区補選立候補表明記者会見を舞台袖から見させてもらっていた。
会見開始時刻になり、ステージに上がった瞬間の乙武さんのものすごい気迫に圧倒され、思いを聞く前に、私はこの人を全力で応援したい思った。
その後も
マイクを通して、一言一言を噛み締めるように自分の生きた48年間を語っていく様子から、うまく表現できないけれど、政党やしがらみでは無く、1人の人間として政治に挑戦したいんだ、という強い意志と覚悟が感じられた。
じっとしていられない2歳児を見守りながら聞いていたので、帰宅してから改めて会見を聞き直してみたけれど、画面ごしでは、あの熱量は伝わりきれていないが何かきっと伝わるものがあると思う。(特に前半、ぜひ観てほしい。)
一昨日の乙武さんの会見までに、様々な報道があった。それらの殆どが憶測であったことは、乙武さんサイドが会見まで口を開いてないので明らかだと思う。
当たり前だけど、憶測記事は「この記事は憶測です」とは書いていない。あたかも本人が正式発表されたかのように、憶測ではなさそうな佇まいでニュースとして存在している。
正直、私も会見を聞くまではニュースや報道される内容を鵜呑みにしていた。
乙武さんは、報道が先行している事を知りながら、本心や現状を仲間にも支援者にも説明できなかったこと、さぞ心苦しかっただろうなぁと想像した。
私たちが政治や選挙、今社会で起こっていることについての情報を知る術は、新聞、テレビ、ネットニュースがメインなので、そこで伝えられることが全て事実かのように受け取ってしまうけど、憶測記事はかなり存在しているのだと、今回の乙武さんに関する報道から会見までの流れを見ていて知ることができた。
私たちは何を信じて、どう判断していけば良いのか?
特にとっつきにくくて見えにくい政治や選挙について、憶測記事や誰かのフィルターを通して書かれた色のついた記事だということに気づかずに、判断して良いのだろうか?
今、InstagramやSNSでも
投票を促す目的のアカウントや政治や社会問題に特化したインフルエンサーが推し議員へ投票を促したりしている。
私も推しがいたら必ずと言って良いほどシェアする。
もし、推しの政党があったとしても、所属の議員が全て同じ考えなわけないし、自分の思いと違う部分もきっとあるはずだ。
発信者の主義主張と自分の考えが同じ方向性だからといって、『この人が言ってるから投票しよう』『シェアしよう』という行為は、とてつもなく危険だと、私は感じている。
たとえ私が信頼している人にとって、推しの候補者であったとしても、直接会って直接言葉を聞いて自分自身の感覚を信じて投票するという判断していきたい思う。
話が逸れてしまったけれど、
私は
乙武洋匡さんという1人の人間が、国会議員になれるよう、今月末の投票日まで、全力で応援することにした。
ちなみに
会見冒頭、乙武さん登場のタイミングに大きな声で「乙武さん頑張れーーーーー!!」と叫んでいるのは我が子です。笑
#乙武さんの政治活動レポートの一番上に書いてあるのは
#こどもまんなか
#元小学校教員
#元教育委員会
#学校の問題をとっても理解している乙武さん
#国会へ送り出そう