国民健康保険料高えよって思っていた昨日の私へ
今週月曜日、我が家の2歳児が体調を崩して入院することになり、私が付き添いをすることになった。
付き添い入院が始まるとき、子はぐったりしているのに、私は心のどこかで社会科見学的なワクワクが芽生えてしまっていたが、最初の晩に思いっきり滅入ってしまった。
禁飲食2日と言われ入院生活がスタートし、点滴で見るみるうちに英気を戻し始めた2歳児が「何か飲みたい」「お腹が空いた」と泣き続ける始末。外に出ることも許されず、狭いベットの上で2人、ひたすら時間が経つのを待った。夜中、子が寝た後に食べるカップヌードルが唯一の楽しみだった。
そんな中、小児科病棟の凄さに驚きと感動の連続だったので是非お伝えしたい。
《小児科病棟が凄かった点》
・フロア内にプレイルーム(コロナ以降使えてないっぽい)と専用保育士が常駐している
・感染予防対策なのか、どの部屋も個室使用のためヘッドフォンなどを使わずに子どもと映画や動画が楽しめる。
・付き添い入院している保護者が入浴している間は、専用保育士や看護師さんが子守をしてくれる(コンビニにも行かせてもらえるらしい)
・専用保育士が循環して、ベットにおもちゃを持ってきてくれたり紙芝居や工作遊びをしてくれたりする
・廊下や共有スペースが幼稚園みたいな掲示物で工夫されていて廊下を散歩しているだけで楽しい
・湯茶を常に用意してくれていていつでもあたたかいお茶やカップラーメンが楽しめる(多分粉ミルクの調乳用)
・ベットは落下防止のため、巨大なベビーベッドのような丈夫な柵がついている
(動物園の檻のよう)
・食事は子どもの発達段階に応じて刻みの大きさを入院時に決められる
勿論だがこれに医療の施しが加わり、
こどもだから全部無料。
日本すごい。(海外の医療制度知らないけど)
もちろん見直すべきところはたくさんあると思うけど、
いざと言う時に、この医療を受けられるって有難いと思ったし、
子の命に別状はない症状ですら、付き添いは親もかなりのストレスが予想されるので、長期化するケースも考えると、この手厚い受け入れ体制は必要だと感じた。
と言う訳で、これまで本気で国民健康保険を辞めて医療費実費負担に切り替えるか本気で迷った私としては、これまでよりも前向きな気持ちで国民健康保険を支払うことができるのが、とても嬉しい。
税金も、日々支えられていることに気付くだけで、もっと気持ちよく払えそう。