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変わりたい、という話

可愛くなりたい。

SNSでよく見かける細くて華やかな女の人。
それと対照的に、服装はなんか決まらず、髪を巻けばボサボサになり、面倒なのでノーメイクで出かける、そういう私。

正直な話、美容にお金をつぎ込む人たちを下に見ていた。
内面の豊かさとか教養とか、そういうものに自信がない人たちなんだなって。なにより、みんな同じような顔をしている。量産型というのだろうか。画一化された個性のない存在になるのは嫌だった。

でも最近、自分と同じように、キラキラしたものと一線を引いている人たちと会って思った。この人たちもみんな同じ顔をしている。見た目に興味ない、いわゆる陰キャみたいな自分に酔っているような。 

結局人間はカテゴリー分けされていて、よほどの魅力がなければ”一人”としては見てもらえない。付き合っていくうちにその人自身が見えるようになって、”他大勢”から”一人”になる。
だからこっちのグループが優れているとかはない。お互い相手を見下して、ダサい。そんなダサい構造に自分もハマっていたんだなって、そういうことが悔しい。

言い訳するのはやめて、垢抜ける努力をしようと思います。
私はとても卑屈な人間なので、普段口に出さないようにしていても(自虐はよっぽど上手くないと言われた方が困るだけのダサい行為だと思っている)態度にその卑屈さがあらわれてしまうことがある。
気になる人がいてもこんな自分が近づいてきたらキモイだろとか、ブスの私より可愛い友達の方がいいだろうからってサークルでも人に話しかけられなかったりとか。容姿に自信を持てるようになったら、もっと好きに生きられるだろうか。

手始めにガチャ歯をどうにかしよう。矯正だ。親に借金して自分のバイト代も入れて。
髪の毛も切ろう。ただ伸ばしっぱの毛量多いぼさぼさヘアをまともにしよう。それで染めよう。街で目を引く、パッと鮮やかな髪色に私もしてみよう。
服も買う。今まで可愛いけど私はなあ……と思っていた服も買っちゃう。
それで一番大事なことだが、やせよう。ダイエットする。運動する。

このnoteで垢抜けチャレンジの過程をつづっていくつもりです。よければ見守ってやってください。


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