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2024 日光紅葉ツーリング (10/27)


あっという間に秋に…

ついこの間までは、酷暑でツーリングの度に汗疹ができていたのに、急に秋めいてきた10月27日。日光では早々と紅葉が色付いてきたと聞いて、出かけてきました。
例年の紅葉ツーリングでは、鬼怒川から奥鬼怒川に抜けて、川俣湖から山王林道を通って戦場ヶ原に出るコースを通ってました。ただ、Googleマップを見ると、現在は山王林道が通行止めとのことで、まずは素直に中禅寺湖を目指しました。

新4号バイバス

自宅のある東京の墨田区から日光に向かう場合、高速のツーリングプランを利用する場合もあるのですが、今回は中禅寺湖以降の予定をはっきりと決めていないこともあり、またまた、北関東アウトバーンもとい「俺たちの新4号バイパス」を利用することにしました。
とは言え、日光へはやはり、東北道を利用するよりは1時間近くは時間がかかります。そこで、3:30に起床して4:30に自宅から愛車のCTXが待つ駐輪場に出かけました。
ただ、暗いうちから走り出すと、泊まりがけのロングツーリングを思い出し、妙にテンションが上がります。(笑)

春日部の道の駅
そろそろ暖かい缶コーヒーの季節

ガラガラの浅草や千住を抜けて、埼玉の春日部市の道の駅に着いたのは、5:30過ぎ。普段はもう少し先の道の駅で休憩を取るのですが、この朝は寒くて出発して1時間ほどで早々と休憩。グローブを冬用に変え、日光の高原で着る予定だったジャケットの中綿を着込みました。

朝霧もテンション上がります
まだまだ空いていた日光街道

いろは坂の紅葉渋滞

宇都宮市に入った7:30頃は、まだまだ、日光街道(国道119号)もガラガラでした。新4号バイパスはすでにそれなりに交通量があったので「みんな、紅葉を見いにくのかな?」と少し、心配してましたが、そうでもなかったようでした。
が、日光市街を抜けていろは坂を登り始めると、車の量も増えて行き、明智平駐車場に差し掛かるあたりでは、渋滞で身動きが取れない状態に…
バイクに乗っている場合、いろは坂のようなクネクネ坂道で渋滞が起こると、足つきが悪い状態での坂道発進の連続となり、かなりの地獄…
この時はまだ、渋滞の距離が短かったですが、もう少し、ゆっくりめ出発してたらと思うと、お〜怖い怖い。
なんとか激混みの明智平駐車場をパスして、いろは坂を登った後は、

「こりゃ、奥日光は終日、渋滞かもな…」

と、奥日光とは反対の中禅寺湖スカイライン(県道250号)を走って、半月山展望台を目指すことにしました。
実は、中禅寺湖スカイラインの交通規制がとれた今年の4月にも、半月山駐車場までは走ったのですが、展望台まで徒歩で行けることを知らずに、そのまま引き返してしまっていたのです。
ですので、今回は、多少の山道は覚悟して、半月山展望場まで登ってみることにしました。

途中の中禅寺湖展望台から
半月山駐車場から見た足尾方面

絶景、半月山

半月山駐車場に到着したのは、ちょうど9:00頃。調べると、展望台へは駐車場から片道20分かかるそうです。この日は、紅葉が始まった初めての週末ということもあり、結構な人数の方が展望台を目指していました。
ただ、ほとんどの方が展望台以外も楽しむのか、割と本格的な山登りの装備をしていました。中にはサンダル(クロックス)を履いたままという強者もいましたが、俺はちょうど、その中間。
底が平らなライディングシューズに、膝プロテクターが入ったライディングパンツ。ジャケットの下にはインナープロテクターを着込んだままのゴテゴテ姿で、急な山道を登り始めてしまったのです。

割と急な山道を登っていきます
途中の紅葉も見事

足の方はまだ余裕がありましたが、何せ、運動不足の鈍った身体です。途中で急斜面の写真を撮るフリして、息を整えながら、20分後にはなんとか展望台に到着しました。
しかし、狭い展望場に順番で上がって見えてた風景は、「絶景だぁ。絶景すぎる!!」。

半月山展望場から望む中禅寺湖
八丁出島のアップ

写真で見ると、もう一声色づいて欲しいところですが、肉眼では、十分美しかったです。八丁出島をアップで撮ると、十分色づいた紅葉が堪能できます。

「いきなり、今日の目的を達成してしまった!!」

霧降高原は本当に霧降

10:00少し前には半月山駐車場から再びいろは坂に向かい、すでに大渋滞だった「日光の寺社」裏を抜け、霧降高原道路県道(169号)で霧降高原を目指しました。
実は、いつもの日光ツーリング、鬼怒川ツーリングでは、最終的に金精峠を抜けて群馬の片品村に出ていたので、実はまだ、霧降高原には一度も行ったことがなかったのです。そこで「今年最後のソフトクリームは、是非、霧降高原の大笹牧場で」と次の目標に向かって走り始めました。
ですが、霧降高原では、本当に霧が降っていました…

「こりゃ、霧降の名前を舐めていた…」

本来、霧降高原の名前の由来は、滝が霧のように降る「霧降の滝」からきているそうです。が、この日は、この霧が名前の由来なんじゃないかと思えるほど深い霧が降っていました。
ホワイトアウトした道は、数々と走ってきましたが、今までで一番、危険を感じたかも。(何せ、下界は行楽日和のこの日、結構な数の対向車が真っ白い霧の中から飛び出してきました)。

牧場も真っ白
美味しかったです、寒かったけど(笑)

大笹牧場では、温かい湯葉そばでも頂こうと思いましたが、そこは初志貫徹。頑張って、イチゴミックスソフトを頂きました。(苦笑)

もう一つの絶景、龍王峡

ソフトクリームを食べ終わったちょうど12:00。次に鬼怒川沿いの龍王峡を目指しました。龍王峡は、奥鬼怒川ツーリングの際にも、いつも素通りしてしまっていたのです。
霧降高原道路(県道169号)を下った後は、県道23号(川俣温泉川治線)で川治温泉を経由して龍王峡へ。

県道23号沿いの風景
同じく23号沿いの鬼怒川

さて、13:00頃に着いたその龍王峡。初めて行った割にはデジャブ感が。ツーリングで色々なところに出かけていると「あれ、ここどこかに似ているな」と言うことが、まま、あります。
このデジャブの元は伊豆だったかな?東北だったかな?と思いを馳せているとお食事処のおばさんが「ここ曲がったら近道だよ〜」と。さらに、階段を降りて滝に向かうと…

「あれ、ここには前にも来てるんじゃ???」

帰宅後、調べてみたら2年前に同じく「紅葉ツーリング」で寄っていたようでした。

この駅の看板でなんとなく(笑)
虹見の滝で完全に記憶が戻りました

我ながら、2年前のことも忘れているようじゃ、情けない…
と思いましたが、2年前の10月は、まだまだ紅葉には早かったようで、あまり印象に残っていなかったかもしれません。(そんな訳ないけど)。
でも、今回は紅葉が見事な龍王峡を見ることができて良かったです。

竪琴の滝
紅葉越しの白龍渓

15分程度、龍王峡のさわりを楽しんだ後、件のお食事処へ。言われてみれば、2年前にもここのおばちゃんが近道を教えてくれたような気がする。(苦笑)
そして、階段を上り下りして火照った身体を、冷たい湯葉そばで冷ましました。

2年前も同じ理由で同じ食事を取ってたかも…

紅葉のもみじライン

龍王峡からは、塩原に抜ける日塩もみじラインに向かいました。
このもみじラインは、2年前のGWに走ったことがあるのですが、折角、名前が「もみじライン」と付いている以上、是非、紅葉の季節に走ってみたかったのです。
全般的には見頃まであと少し、と言う感じでしたが、それでも途中の「白滝」などでは、すでに美しい紅葉が始まっていました。
このもみじラインを走り始めたは14:00頃からでしたが、走り終えようかと言うタイミングで、Google先生が脇道を指示した後に、改めてもみじラインの入り口を案内し始めるという、Googleサプライズにより、余計にもみじとワインディングを楽しむことになりました。(苦笑)
結局、今回のツーリングの最終目的地であった塩原の道の駅に到着したのは15:30頃。30分以上は、もみじラインをグルグルしていたことになります。

もみじラインの紅葉x2
白滝
塩原の道の駅で簡単なお土産

結局、西那須塩原ICから東北道に乗れたのが16:00頃となり、行楽日和の日曜日のUターン大渋滞に巻き込まれて、自宅に到着したのが19:00過ぎになりました。

暗くなった羽生PAの鬼平江戸処
俺のエナジードリンク

今回は、早朝に出発して、午前中には半月山の展望台に登るという大イベントを終了させたのですが、その後が長かった…
特に帰りの東北道には、3時間近く乗っていたことなります。やっぱり、行楽の季節は、時間をずらさななければダメですね。
でも、紅葉にホワイトアウトにワインディングと秋の楽しいツーリングになりました。何より、酷暑からは解放されたしね!!

まとめ

走行距離:460.5Km(HondaGO)

ガソリン代:¥2,955
 ¥186x9.34L=¥1,737
 ¥175x6.96L=¥1,218
*出発時点で40kmほど走っていので、1Lちょっとは多めに給油している計算になります。

高速代:¥2,700
 東北道:西那須塩原→浦和:¥1,940(二輪定額割引適用)
 首都高:浦和→向島:¥760(二輪)

長いツーリングでした(笑)


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