【2024 GW九州ツーリング】 -DAY3 天草、鹿児島(4/30)編-
真っ白な天草
熊本県の八代にある友人宅で迎えた4月30日(火)の早朝、7:00 にはソロキャンプ二泊目に向けて、鹿児島に向かうことができました。
予報を見ると、鹿児島の天気は快方に向かう予報でしたが、天草地方は微妙。でも、友人宅でぐっすりと休養が取れたので、まずは、天草に向かうことにしました。
1時間半ほど走って、8:30には天草パールラインを走り、まずは、上島に入り。
「おお、これは晴天だったら、絶景に違いない!!」
曇天が続いており、少し残念でしたが、それでも絶景のかけらは見ることができました。
しかし、ツーリング用のナビであるツーリングサポートは、海岸線から離れてどんどん山の方に進路を指示します。そうです、ツーリングサポートが推薦する絶景ロードである「天草オレンジライン」への設定を変更するのを忘れていたのです。
でもまぁ、「雲の合間から、少しは絶景は拝めるかもね」と、その時は考えていました。(苦笑)
天草上島の山間部を走るオレンジラインは、見事なまでのホワイトアウト。どうも、霧というより、雲の中を走り続けた事になったようです。
この日のオレンジラインは対向車もほとんどいませんでしが、制限速度以下でユルユルと安全運転をして無事に天草下島に到着しました。
子供の頃は、「雲の中ってどんなになっているんだろう?」と無邪気に考えていましたが、「雲の中はただの真っ白でびしょ濡れ」と現実を知る事になりました。(笑)
下島に入ったあとは、反省を生かして、国道389号サンセットラインを走りました。サンセットラインでは雲からは脱出できましたが、それでも小雨が降ったり止んだり。島原半島の方を見ても雲しか見ることができません。
「結局、今回は雲仙を見ることはできなかったな」
フェリーに乗って鹿児島入り
天草から鹿児島には、フェリーに乗って渡る事になります。
できれば、11:00前には天草の牛深港発について、午前中のうちに鹿児島に入りたかったのですが、牛深港に着いたのは、11:30頃。
結局、12:40発のフェリーに乗る事になりました。
乗船時間30分で、対岸の鹿児島県は長島の蔵之元港に着くことができます。
フェリーの上では、雨で濡れ、ケースと本体の間に水滴が入ってしまい操作不能となったiPhoneの手入れをしてました。(苦笑)
鹿児島県に入ると、だいぶ天候は良くなり、長島から国道3号で南下すると、ついに青空が見え始めました。
今まで、いろいろな海岸線をバイクで走ってきましたが、特に観光名所もないこの道で「あ〜俺は、今、鹿児島を走っているんだなぁ」と、不意に深い感動が。
「やっぱり、バイクは青空の下で走りたいよね」
嘉之助蒸溜所
実は、前日に八代の友人に「鹿児島行ったら、絶対に行って下さい」と言われてたのが嘉之助蒸溜所です。そこで、薩摩川内市を抜けて、日置市にある蒸溜所に向かいしました。
ここは、本場の焼酎造りで培った技術でウィスキーを製造している蒸留所だそうです。また、この蒸溜所でしか購入できないボトルもあるそうです。
購入は大きいボトルだと一人1本。ミニボトルだと一人2本まで。
「転売はしません」Webフォームに、氏名、住所などを記入の上、誓約します。
本当は、蒸溜所の見学やテイスティングなどもできるそうですが、蒸溜所に着いたのが15:00過ぎでした。ここから予約を取った鹿屋市のキャンプ場まで、あと約2時間は走らなければなりません。ですので、今回はショップでお土産を買うだけとなりました。
イルカからの歓迎
蒸溜所からは、そのまま鹿児島市に出て、この日二度目のフェリーに乗って、桜島に渡りました。
こちらのフェリーは、24時間、15分おきに出港しているようです。(驚)
他のフェリーと違い、誘導されるままにバイクを進めて、直接フェリーに乗船するスタイルです。(再び、驚)
フェリーから見た桜島も、麓の上からは雲がかかり、全貌を見ることはできませんでした。再び残念な気分でいたら、甲板の隣にいたインバウンドのお客グループが何やら騒ぎ出したのです。
「あ、イルカだ!!」
それは、鹿児島湾に、野生のイルカが二頭、泳いでいたからでした。
実は、野生のイルカの背ビレを見るのは初めて。鹿児島入って、青空の下を走り、蒸留所を知り、イルカまで見ることができて「鹿児島って、凄いな」と素直に感動しました。
このイルカの歓迎を受けるまで、天草で通ったルートの選定を悔やんでいましたが、あのルートを通った事により、このタイミングでフェリーに乗ることができたと思うと、「人生に、不必要なツーリングなどない!!」と、悟ることができました。(割とマジに)
ユクサおおすみ海の学校
この日、予約した鹿屋市にあるキャンプ場の最終チェックイン時間は17:00となっていました。ですので、桜島ツーリングも諦めて、そのまま鹿屋市のキャンプ場へ。
途中で電話入れて、結局、30分遅れてチェックインした後、テントの設営を始めたのが18:00でした。
ただ、設営3回目の今回は30分で設営できましたよ。(全て、ステイシーSTⅡのおかげなのですが)。
キャンプ場からバイクで10分かけて、地元のスーパーに買い出し。(この日も地元の食材に絞って買いました)。
ただ、日が暮れてからの片道10分の買い出しは、やっぱり、少し厳しい。
とは言え、バイクに搭載さいたツーリングバックに余裕がないため、途中での買い出しは難し買ったのです。
結局、この日も晩酌にありつけたのは、日が暮れた後になったのでした。
そして、平戸で大雨を経験していたため、翌日の雨予報に関しても、この時点では、少し甘くみていたのでした。
以下、DAY4編に続く
DAY3のまとめ
フェリー代:¥2,060
三和フェリー:牛堀港→蔵之元港(大人+二輪750cc以下)¥1,460
桜島フェリー:鹿児島港→桜島港(大人+二輪750cc以下)¥600
ガソリン代:¥1,446
¥176x8.22L(給油時走行距離:244.4Km)
キャンプ場:¥2,400
ユクサおおすみ海の学校 フリーサイト
走行距離:369.9Km(HondaGo)
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