2024 お盆ツーリング 【DAY3(8/13) 能登島キャンプ編2】
能登島の朝は暑かった…
能登島のキャンプ場で迎えた3日目、8月13日(火)の早朝、広いキャンプ場内の散歩から帰ってくると、すっかりいい天気。
いい天気なのは良いけど、日差しを遮るものがないと、8:00過ぎで早くも35°C近くになっていました…
がんばれ能登デー
能登島のキャンプ場にはもう一泊することにしていたので、この日は能登応援日(と言う名の贅沢日)に当てることにしました。
まずは、キャンプ場のある能登島の道の駅で海鮮丼でも頂くことに。
と考えましたが、能登島や七尾港にある道の駅は、観光客向けに週末イベントのみ再開してたようで、3連休後の当日は仮営業だけだったり、レストランは休業だったり…
そこで、能登島のガソリンスタンドで給油後、前日、走れなかったツーリングロードの能登立山シーサイドラインへ。
このシーサイドラインは、石川県の七尾市から富山県の氷見市まで、富山湾沿いを通る絶景ロードです。ただ、当日は天気は良かったものの、富山湾越しに見られるはずの立山連峰は、残念ながら雲の中でした。う〜む、残念。
被災地観光はするべきか?
さて、当日、能登半島を被害が大きかった北に向けてツーリングをせず、南に向かった理由は、「果たして、好奇心込みで、部外者が被災地に観光に行ってもいいのか?」と言う疑問が、自分の中でも拭えなかったからです。
能登島のGSで給油時、ご主人にその疑問をぶつけてみても
「あ〜、それは人それぞれだろうね。邪魔くさいと思う人もいれば、よく来てくれたと思う人もいると思うよ。ただし、道は悪いよ」
との事。決して、ご主人の言葉尻を捉えるわけでないですが、「邪魔くさいと思う人」が先に出てきたことにも、引っかかりがあったのです。
そんな思いでシーサイドラインを走りながら、少し小さめの道の駅で休憩を取っていると「東京からですか?」と、地元のドライバーさんに声をかけて頂きました。
トヨタのスポーツカー(ハチロク)に乗っていたこのドライバーさんも、おそらくシーサイドラインを走りにきていたと思うのですが、富山側の地元の氷見の方のようでした。お互いに震災時の話(こちらは東日本大震災当時の東京の様子)などをしながら、先ほどの疑問もぶつけてみました。
「う〜ん。少なくても、私は今の現状を知ってもらいたいですね。折角、国道も開通したので、是非、行って下さい。道は悪いけど」
との言葉に、被災地ツーリングへの背中を押されて、正直、かなり、ほっとしました。
(でも、まぁ、結局、「是非、観光して下さい」という言葉をもらえるまでは、他の人にも意見を求め続けたのかもしれません…)。
和倉温泉でゆっくり
翌日に本格的に能登半島ツーリングを行うことを決めた後、その日は七尾に戻り、和倉温泉で少しゆっくりすることにしました。
和倉温泉に戻ると、一見、復興は進んでいるように思えましたが、スマホで調べた飲食店は「臨時休業」の表示が非常に多かったです。
なるべくなら、個人営業のお店を応援したかったのですが、そもそも和倉温泉には個人営業店は少ないのか、あっても、ほぼ休業中のようでした。
ただ、入ったこのお店の海鮮丼は立派で美味しかったです。店を出る12:00過ぎには、他の観光客の方々も入店してきてました。
海鮮丼をいただいた後は、憧れの和倉温泉へ。公共浴場に近づくほど、観光客も増えてきており、平日の12:30頃でも、公共浴場はそこそこ混雑しておりました。(加賀屋などの旅館客も、この総湯には入浴してきていたのかな?)少し、熱め露天風呂で汗を流した後、涼しい広い畳敷きの休憩室でゴロゴロしていたら、すっかりウトウトと。
豪華?キャンプ飯
公共浴場ですっかり疲れも取れた後、地元のスーパーへ買い出しに。
初日の戸隠を含めて前日もレトルトキャンプ飯になってしまっていたので、この日はいよいよ、豪華なキャンプ飯とすることにしました。
昼食に美味しい海鮮丼を頂いたこともあり、キャンプ飯はスーパーで見つけた能登ワインに合わせて肉系の宴にすることにしました。
能登牛のステーキに、金沢の有名肉店が出していたハンバーグなどをメインに、ワインやビールで合計、¥5,000程度のお買い物で、能登を応援してきました。(笑)
キャンプ場に戻ると、まだ、明るかったでしたが、18:00ごろから宴を開始。
すっかり解凍されていた、冷凍ハンバーグは少し焦げてしまいましたが、能登牛ステーキの方はいい焼き具合。能登ワインにも合って、非常に美味しかったです!!
ちなみに、この芝生広場には、猛禽が常に3、4羽ほど飛び回っており、前日から、「トンビに飯をカツアゲされないように」気を付けていました。ただ、例の「ピーヒョロヒョロ」という鳴き声もせず、よく見たらトンビよりは一回り小さいようで、人間のご馳走には興味がないようでした。
ですので、この日も、安心して能登ワインと能登エールで酔っ払うことできました。(笑)
帰宅後、調べてみたら、能登地方には沢山の種類の猛禽が生息しているようですね。
こうして、ゆっくりとできたキャンプ二日目も終わり、いよいよ、翌日は能登半島の先端、珠洲市へのツーリングに出かけることになるのでした。
以下、DAY4に続く
DAY3まとめ
ガソリン代:¥1,859
¥179x10.39L(給油時走行距離:317.2Km)
入湯代:¥490
和倉温泉総湯
走行距離:110.3Km(HondaGO)