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2024 お盆ツーリング 【DAY1(8/11) 碓氷峠、鬼押出し、戸隠編】


はじめに

9月に入り、多少は涼しくなるかとは思いきや、相変わらずの真夏日が続いていますが、少し前のお盆Weekに行った中部地方キャンプツーリングの記録を綴りたいと思います。

GWの九州キャンプツーリング以降、ちょこちょことしたツーリングは行っていました。しかし、この夏の猛暑に負けて、例年通りのようには愛車に乗れていませんでした。
そこで、お盆Weekには、岩手と青森を中心とした涼しい東北キャンプツーリングを計画しておりましたが、出発直前にマリヤ様(台風5号)が、まさに岩手と青森に上陸しそうだとの予報が…
さすがに、台風の中へのキャンプツーリングは決行できず、出発日を1日ずらして、行き先を能登半島に変更することにしたのです。

実は、能登半島には、昨年の7月の連休に行く予定でしたが、当時の能登半島にはバッチリとした雨雲予想となっており、紀伊半島ツーリングに変更した経緯があったのです。

ですが、まさか、正月早々、あんなことになるとは…

そこで、すでに珠洲市の道の駅も再開しているとのこともあり、能登地方への応援がてらに、憧れの能登半島に行き先を変更することにしました。ただし、GWの九州キャンツーで軽い海外旅行並みの予算を使ってしまったこともあり、今回のキャンツーのテーマは、

1.できるだけ、低予算を心がける。
2.とは言え、能登を応援するためにも、能登ではできるだけお金を落とす。
3.距離ガバになり過ぎないよう、観光にも力を入れる。

としました。

まずは、碓氷峠へ

さて、今回のキャンプツーリングの一番のテーマである「コストを抑えること」を目指す場合、極力、高速道路を利用しないことが重要となります。
まずは、お盆Week二日目の8月11日(日)の5:30に、関越道の起点となる練馬ICを目指して出発しました。

一番の目的地である能登まで一気に高速で向かってしまうと、時短にはなりますが、高速代が…(特に理不尽に高い、首都高なんかは極力利用しない。笑)
と言うことで、最初に関越道から上信越道の松井田妙義IC経由で、碓氷峠に向かうことにしました。

碓氷峠めがね橋(碓氷第三橋梁)
下から見るめがね橋

この碓氷峠のめがね橋、実は、愛車をCTX700Nに変えたばかりの2020年10月に行ったCTXでのほぼ初めてのツーリング以来となります。
でも、その時は、慣れない碓氷峠のクネクネ道に苦戦してたこともあり、めがね橋では、全景をパチリと写真に収めただけで素通りをしてしまっていたのです。
ですので、今回は、CTXから降りてちゃんとめがね橋を渡ってみましたよ。
関越道に乗った直後には軽い渋滞があったものの、ここまで順調に9:00過ぎにはめがね橋に到着していました。

めがね橋上は遊歩道になっています
めがね橋の上からの風景

鬼押し出しの奇岩群

久々の碓氷峠も「あれ、これで終わり?」と、重い荷物を搭載している割には、随分と余裕が持てるようには、運転技術も向上してました。
通過地点の軽井沢には、素敵なお店も多そうでしたが、時間が早めだったことと「コストを抑える」テーマがあるため、4年前と同じく素通り。(笑)

白糸ハイランドウェイ
鬼押出し園の寛永寺別院

軽井沢からは嬬恋を通って、予約済みの戸隠のキャンプ場へ向かうことにしましたが、途中で一般道と有料道路の分かれ道に。
そこで、標識に書いてある「鬼押出し」のネーミングに惹かれ、有料道路(白糸ハイランドウェイ&鬼押ハイウェー)を通ってみることにしました。

「まぁ、有料道路っても、そんなに高くはないでしょ」

結果的には、有料道路を走って大正解。
行き先を東北から北陸に変更したこともあり、いつにも増して、下調べ不足でしたが、この道は走っていて、大変、気持ちが良かったです。
また、「観光にも力を入れる」というテーマもあったため、途中の「鬼押出し園」にも寄ってみました。

鬼押出しの奇岩越しの浅間山
人面岩(右側)とプードル岩(左側)

奇岩越しに見る浅間山は、大変に雄大でした。

「もし、ケチって一般道を選んで、この雄大な景色を見逃していたと思うと、恐ろしい(苦笑)」

渋峠から戸隠へ

鬼押出し園を11:00過ぎに出た後、草津を素通りしてそのまま戸隠に向かったのですが、避暑ツーリングでもあったため、国道最高地点がある渋峠も経由することにしました。

国道最高地点の手前あたり
渋峠から少し下ったらホワイトアウト

お盆Weekであったこともあり、例の国道最高地点はバイカーやドライバーで大賑わい、のため、とっとと素通り。
志賀高原までは行かずに、途中、山田牧場の方にショートカットしたのですが、ここで雲の中に突入。(GWの九州ツー以来、雲の中を走るのは嫌いです。笑)。
結局、戸隠に着いたのは、15:00過ぎとなり、この旅の大きな目的の一つであった、戸隠のお蕎麦屋さんは、店じまいをしていたか大混雑していたために、泣く泣く諦めることになりました。

戸隠イースタンキャンプ場

今回、予約した戸隠のキャンプ場は、戸隠イースタンキャンプ場。フリーサイトが広く、前日でも簡単に予約が取れました。
ただし、このキャンプ場は、チェックイン時間が8:30からと大変に早く、チェックアウト時間も16:00となっており、長時間のキャンプを楽しめるようになっています。
そのため、時間ギリギリの15:30頃にチェックインした俺は、バイクを停められる場所も限られ、テントの設営場所を探すのに時間がかかり…おまけに近くにはコンビニもないため、閉店間際の売店でどうにか、ビールとレトルトカレーに焼き鳥缶をゲットすることしかできませんでした。
さらに、お盆Weekでハイシーズンということもあり、¥2,500のつもりでいたのに、「前室ありのテントの場合は、ソロでも¥3,500ね」とのこと。これは、ちょっと計算違い…(泣)

写真の外にもテントだらけ
今回は、焚き火台ではなくて炭火台を持参

しかし、CTXで設営場所を探してフリーサイト周りをグルグルしている際に、「このバイクはカッコいい」と言う小さい男の子の可愛い声を聞いて、「お主、やるな。でも、これからの人生、(俺と同じく)変わり者で困らなければいいけどな(笑)」と機嫌も良くなりました。

米だけは持参
レトルトカレーで晩酌

そして、戸隠蕎麦を食べそびれたため、この日最初の食事となった(どこにでも売ってある)レトルトカレーも、キャンプ飯となると、やっぱり美味しい。

また、この8月11日は、ペルセウス座流星群が見られるとのことで、キャンプ場でイベントもあったようです。この日は、残念ながら空の半分ほどは雲に覆われていたため、イベントに参加することはやめましたが、雲の合間から見られる星空も綺麗でした。(そもそも、イベントは決行されたのかな?)

さて、翌日からは、いよいよ念願の能登入りとなりました。「高原と違って、海辺は暑くなければ良いなぁ〜」と思いながらも、戸隠の涼しい夜にグッスリと眠りに就くことができたのでした。

以下、DAY2に続く

DAY1まとめ

ガソリン代:¥1,593
 ¥176x9.05L(給油時走行距離:283.9Km)

有料道路代:¥2,130
 関越道/上信越道:練馬→松井田妙義:¥1,730(二輪定率割引適用)
 白糸ハイランドウェイ:¥150(二輪)
 鬼押ハイウェー:¥250(二輪)

入場料:¥700
 鬼押出し園

キャンプ場:¥3,500
 戸隠イースタンキャンプ場:¥3,000フリーサイト(テントサイズB)
                ¥500(バイク駐輪代)

走行距離:317.6Km(実測)

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