2-7TDにおけるOOPが行うcall/patの脆弱性
今回の記事は「2-7TDにおけるOOPが行うcall/patの脆弱性」です。相変わらず2-7TDについてですが、Hold’emはnoteを書けるほどうまくないし、他のmixはルールしかわからないので当分は2-7TDです。
2-7TDを打っていてたまにcall/patをしている人がいますが、それは何が弱く何が問題なのか。まずはこの「call/pat」とは何かから説明していきましょう。
※便宜上1st drawをフロップ、2nd drawをターン、3rd draw(final draw)をリバーと書いています。
call/patとは?
まずそもそもcall/patとは何なのでしょうか。
call/patとはcallしたの次のドローラウンドでpatをするということです。本当にそのままの意味です。これ以上何も書くことはないので次に行きます。
OOPのcall/patが弱い理由は?
OOPのcall/patが弱い理由は「ハンドの強さがキャップされるから」これが主な理由です。なぜハンドの強さがキャップされるのかを具体例を見て確認してみましょう。
call/patをしてしまうとこのようになってしまいます。
COから見ると、callをしてpatしているため強いハンドは残っていません。7lowや85lowを持っていたらターンでレイズしているためです。そのためリバーでもためらうことなく打つことができてしまいます。
これを防ぐためにはリバーで4.6.7(7を引いても打つことはできないが)を引くこと願いながら9をチェンジします。(もしくはリレイズをして相手の8をチェンジさせる)
call/patが肯定されるには
このときどのような状況ならばcall/patが肯定されるのかを考えていきましょう。
相手がブラフ過多のとき
call/patが肯定されるのは相手がブラフ過多の時です。
相手がブラフ過多で自分がcall/patをすると相手は1c以上を強要されます。(リバーでもう1発打ってもcallしてくる可能性が高いため)
callレンジを強くしている
call/patレンジを強くしていればリバーの相手からのベットに対してx/rすることができます。例えば7lowをcall/patに入れるなどをします。実はこちらのほうがチップを多く得ることができるのですが、実際に確かめてみましょう。
このようになり得られるチップは
8low(良形)をブレイクした場合(引けなかったとき)はリバーx/rのほうが多い
8lowをブレイクしない場合は同じ
(call/patをして先にbetした場合も同じ)
これだけを見るとcall/patをしてx/rしたほうがよいのではないかと思われるが、これには重大な欠点がありエクスプロイトがとても簡単という点である。ここに対するエクスプロイトとしては、例1を見せたプレイヤーに対いてはリバーをxxで回し、ショーダウンをしてしまうという方法があり、簡単にエクスプロイトすることが可能になります。
IPのcall/patはどうなのか
IPのcall/patはターンにて頻繁に行われている、OOPの1cに対してJlowがフェイバリットなので相手が1cしたらpatするという戦術が使われています。
Jlowは本当に少しだけフェイバリットですが、ポラーにできないためうまい人の間ではJをチェンジする人が多いらしいです。
OOPのcall/patへの対抗策
OOPのcall/patをする人を見つけたら覚えて(マークを付けて)おきましょう。その人に対してはブラフを少なくし、ターンでツモったときはしっかりと打っていきましょう。リバーでも臆することなくbetしていきましょう。
相手のcall/patに多いのは876low~987lowがほとんどでまれに86lowが出てくるくらいです。
まとめ
OOPのcall/patがいかに弱いか理解していただけたでしょうか。
call/patを見かけたら積極的にエクスプロイトしていきましょう!
書いてほしいnoteありましたらリクエストください!
これ以降に記事はありません。call/patから脱却できてめっちゃ勝てたよって方や石油王の方はお布施として投げていただけますと大変助かります!
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