AI同人の去年と今年の何が変わったか? FANZAを調べてみた
AI同人の去年と今年の何が変わったかをFANZAで調べてまとめていきます
NOVELAIが登場してから一年半以上経ちました
一日に発売されるAI作品の数が去年より3倍以上に増えている
FANZAのAI作品は2023年の8月から発売数が急激に増えていき
現在では300本以上が一日に発売されています
実写作品の売上が減った
去年の年間ランキングを見るとトップ100の中に実写作品は25作品がランクインしていましたが
今年の上半期の年間ランキング見ると実写作品は12作品しかランクインしてません
3D作品を合わせても13本です
去年からAIの実写作品は売れるサークルは一部という感じでしたが
その一部のサークルも売れなくなったのかなって思います
二次創作の作品が増えた
去年の年間ランキングは二次創作作品は19作品しかありませんでした
今年の上半期の年間ランキングを見るとトップ100の中に46作品が二次創作でした
去年は二次創作が売れにくいというようなイメージがありましたが
今年は真逆に変わってオリジナルが売れにくいという状況になったと思います
去年は売れる二次創作のジャンルが分かっていないサークルが多かったですが、
今年は売れやすい二次創作のジャンルを量産するサークルが増えたなと思います
90%オフの激安で売れなくなってきた
去年は90%オフで99円で発売すれば販売100本以上は高確率で売れるという感じで、新規のサークルでも確実に売上を上げる方法として流行りました
一発当たれば5000本や1万本も以上も売れるという作品もありました
今年に入ってから激安で売る作品の売り上げは落ちてきたなと思います
去年の販売数ランキングを見ると1位から3位まで90%オフで売っていたサークルで、販売数は3万本を超えた作品も出ましたが
今年は90%オフで売っていた作品で一番売れたものでも1万本くらいしか売れていません
下は今年の上半期で激安売りで一番売れている作品ですね
90%オフ99円で売っても販売数が一桁になる作品が増えてきました
99円などの激安で売るのは利益が低く
100本を売っても5000円しか稼げず
1000本打っても5万円しか稼ぎません
激安で売るのはヒットしても大きく儲からないので、大手のサークルたちは激安売りをどんどんやめています。
まとめ、AI同人のお金を稼ぐ方法がどんどん減ってきたと感じますね
その一方で大手のサークルは価格を上げてきているので利益は去年よりも上がったサークルが多いのではないでしょうか
去年に比べて格差が広がったなあと思う一年でした
また、去年は大手だったサークルが売れなくなったり
投稿辞めてしまったりして消えていったサークルも多いです
同人業界で安定して続けていくのは難しい
私がデジ同人を始めたのは16年前ですが
16年前にいたサークルの大半が消えています
対魔忍アサギでアニメやゲームを大量に作っていた企業系サークルのリリスなども
現在はデジ同人から消えています
今でも残っているのはクリムゾン先生ぐらいでしょう
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