聞いてるようで、聴いてない?
\聞いてるようで、聴いてない?/
昨日のこと。
娘と一緒に雨の中、近くのスーパーへお買い物に行きました。
お買い物をして帰ろうとしたとき、娘がこう言ったのです。
「ママ、足が痛いからおんぶしてー」
とっさに私は、
「えーーー!そんな無茶な!
雨の中、傘さして重い荷物持ってるんだよ!その上20キロ以上ある子を抱っこなんてできないよー!ムリー」
途端に不機嫌になる娘。
不機嫌が移る私。
晩御飯の時間が押してるのにムダに過ぎる時間。
正直、足が痛いって言って
ただ甘えたかっただけでしょ!っていう気持ちがありました。
.
そんなこんなで
娘の足が痛いっていう言葉も忘れたころ
お風呂に入る時に
娘がまた
「あー足が痛い」ってポロッと。
私はそこでハッとして、
足が痛いってホントだったんだー!!って気がつきました。
どこが痛いの?と足を触って確かめてあげて、
「ホントに痛かったんだね。
ちゃんと聞いてなくてごめんね!」
と伝えると
娘はとても安心した顔をしていました。
娘が求めていたのは、これ(=ちゃんと聴いてほしい)だったんだ!
.
振り返ると、
こんな風にドタバタしている日常において
聞いてるつもりで、全然聴いてない!ってことは良くあるかと思います。
「その言葉の真意は何か?」
なんていつも受け止めることは難しいけれど、
スーパーを出て「足が痛い」って初めに言ったときに
ちゃんと聴いてあげてたら、
娘も不機嫌にならずに
私も不機嫌にならずに済んだのかなぁ。
「聞く」と「聴く」は違う。
注意深く聴くことは、コミュニケーションの基本。
「聴く」ことの大切さを改めて感じたのでした。