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茨木のりこさん。

学生時代は詩歌を書いていたし、
読んでいた。

煙草の匂いに紛れながら、お酒を交わしながら。
珈琲のシミがついた原稿用紙や、手の中にあるシャープペンシルが、武器になると信じながら。

私はあの時、特に夭逝した詩人が好きで、
男性の作品が多かったように思う。
 



だけど、歳を重ねると、
差別とは違う、あきらかな性差のようなものがあり、
より、女性が書いたものに共感するようになりました。

実際に、日本で初めての女性哲学者だった方の旦那様と知り合うご縁があり、(もう、その頃には女性哲学者は亡くなられていました)
彼女の本を初めて読んで。
時代を超えて、共感できることがたくさんあり。

そして今の私が気になる存在。

読んで、ドキリとする言葉。

茨木のり子さん。

日々の隙間に、読んでみています。

タオルをたたみながら。

煮物が煮えるのを待ちながら。

40過ぎて、あの頃の、学生のような
気持ちで。読み進めています。

また、発見がありましたら、お知らせいたします。



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