ドイツで家探ししたら親切なドイツ人に出会えて部屋も見つかった話【家探し❸】
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ドイツで初めて親切にしてくれた二人のドイツ人
漫画内で登場した高額家賃のWGに住む二人の男性が、私がドイツに来て初めて出会った『親切なドイツ人』
厳密にいえば小さな事で沢山親切にはされてきたいたのだろうが、こうして面と向かって話し合って、心突き動かされるほどの親切を感じたのはこれが最初だった
今でも彼らと話し合わせてもらった時の事を思い出すと心が温かくなる
私の為に時間を割いて、たどたどしいドイツ語を急かさず聞いてくれた事が忘れられない
将来でもしなにがしかの縁があれば彼らに最大限お礼をしたいと思う程だ
初めてのドイツ語の契約書
漫画では3コマで終わらせてしまったが、この契約書が中々骨太だった
というのもA4サイズ4枚に小さい文字でびっちり書き込まれたその契約書は、S当然ながらオールドイツ語
その内容を1日ですべて理解することは当時の私にはできなかった(今も出来ないと思う)
Google翻訳機に流し込んでみるが、専門用語が多く日本語になった所でその日本語の意味が理解できず、さらに日本語の辞書を引いて意味を確認する
加えて、翻訳機独特の不自然な日本語に訳された部分は、自分で原文にしっかり目を通し、わからない単語を辞書で引き、日本語に直す
それでも「この訳はおかしい」「よくわからない日本語になっちゃった…」「家主の手書き部分字が美しい筆記体すぎて読めない!」といった所を、日本にいた時からお世話になっていたドイツ語の先生(日本人)に尋ねたりもした
その先生でも、日本語に訳せても実際の家がどうなっているかわからない部分などがあった時は家主に直接メールで質問したりもして…
数日かけて、なんとか、どうにか全文を理解することができたのだった
どうして全て読まなくてはいけないのか
契約書は長い もうドイツ語見たくないよってくらいひたすらに長文が続く
しかし契約書をしっかり読むことは、契約内容を理解する事に加えて「この家に怪しい部分は無いか」見極める要素も含まれている
例えば見学時には伝えられなかったが家賃以外にかかってくる費用などが小さく書いてあるかもしれない
WGによっては冬の間だけ暖房費が上乗せされている場合もあるし、「この家で壊れた部分があっても責任持たないよ~気になるなら自分で直してね」という事がさらっと書いてあったりするのだ
だから、自分の為にも本当に一カ所たりとも読み逃せない
契約書を読むという事は、これだけで余裕で1日がつぶれてしまう程時間がかかるものだが、ちゃんと読むことでトラブルから身を守る事にも繋がる
翻訳機の力、友達や先生など周りの力を借りてでも、頑張って読み切って、信じられるものにサインしたい
ここまで読んでくださりありがとうございました!
質問などありましたらコメントからお気軽にどうぞ!
(※ちなみに漫画最後に「つづく」とありますが
この先をか描かずずっと放置している為、特に続きません…ごめんなさい)