負荷線の書き方
負荷線とは、回路の負荷における電圧と電流の関係を表す線です。負荷線をグラフに描くには、以下の手順に従います。
回路の負荷を決定します。
負荷に印加される電圧と流れる電流の関係を求めます。この際、オームの法則(V=IR)を使用して、負荷に印加される電圧と流れる電流の値を計算します。
負荷線のプロットポイントを決定します。これは、負荷に印加される電圧と電流の値のペアのことであり、負荷線をグラフに描くために必要です。
負荷線をグラフに描きます。これは、負荷に印加される電圧を横軸、負荷に流れる電流を縦軸にとって、プロットポイントを線でつなぎます。
例えば、抵抗Rと電源電圧Vccがある場合、Rに流れる電流IはVcc/Rで求められます。このとき、負荷に印加される電圧Vは、負荷線の傾きを決めることができます。例えば、Vccが5VでRが1kΩの場合、I=5/1000=0.005Aとなります。このとき、Rにかかる電圧Vは、V=IR=0.005*1000=5Vとなります。このようにして、負荷線上のプロットポイントを求め、グラフに描きます。
負荷線をグラフに描くことにより、回路の負荷特性を把握することができます。また、負荷線は、回路設計において重要な役割を果たします。