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【ブルアカNox問題】Docker Desktop for Windowsインストール後、NoxPlayerでブルーアーカイブが起動しない問題

生徒からのバレンタインチョコをNoxPlayerを使ってPCの向こうからもらっている先生の皆さんのために備忘録として残しておきます。

現象

  • Dockerをインストール後、ブルーアーカイブをNoxPlayerで起動しようとしたところ、「VTが有効化されていないです。64ビットゲーム対応の環境を使用するにはまずVTを有効化にしてください。」と表示が出て、起動できなくなった。

  • この時点でDockerのHelloWorldは成功

  • Windowsの有効化または無効化では、仮想化関連の項目はオン

  • 以下、このDockerが動く状態をDocker環境と呼ぶ

結論

  • Dockerが使える環境のままブルーアーカイブはプレイできない。

  • Hyper-V共存版(7.0.6.0)がNoxから出ており、NoxPlayer自体は起動するものの、ブルーアーカイブは現在起動しなかった。最新版をインストールした上で、二者択一になる。

切り替え手順

どちらも切り替え時に再起動を要する。同じ方だけ使う場合は気にしないで良い

  • ブルアカの場合

  • Hyper-Vをオフ、再起動して実行(NoxPlayer立ち上げ時に無効化を聞かれるので無効にする。)

  • Dockerの場合

  • Dockerを有効化したい場合はコマンドラインか、Windowsスタート画面→設定→検索「Windows の機能の有効化または無効化」で以下をオンにしてOK→再起動

  •  Linux用Windowsサブシステム

  • Windowsハイパーバイザープラットフォーム(hyper-v)

  • 仮想マシン プラットフォーム


予想

明らかに今日dockerをインストールした影響だろう。VTはたぶんHyper-Vに関する何かだ。どちらも仮想化技術なので食い合わせが悪そう。そしてVTは恐らく既に有効化されている(dockerの時にしたので)

環境

  • NoxPlayer: 7.0.6.0(更新後、その前はブルアカ特別版)

  • Windows11 home 23H2

  • Docker Desktop 4.38.0

  • WSL2

  • ハードウェアは省略、AMD x64

対応

公式ページで言及と対応がある。
先程のエラーメッセージは嘘をついていて、正確にはhyper-vが有効化されていることにより、競合が起きていると思われる。

Docker環境をオンのまま、最新版に更新、再起動した。
再度、ブルアカが入っているNoxを起動させる。
(こうして思うと各NoxPlayerはNoxManagerで仮想Android環境として動いているのでこれはDockerと同じだ!)
すると、「Hyper-Vは不安定だが大丈夫か?」と聞かれる。今回は信じて大丈夫とした。

起動(2回ほど起動しきらなかった)。しかし重い。ブルアカを起動しようとしたが立ち上がらなかった。

仕方ないので1度Playerを閉じ、再度起動。
今度は「Hyper-Vは……」の問いかけに「無効化する」を選択

何回か実行確認が入る。OKしていくとPCが再起動され何やら更新される。

再起動後、NoxPlayerを開く。
ブルアカが起動した。

そしてDocker Desktopを立ち上げると、engine stop。つまりDocker環境ではなくなっていた。

まとめ

  • NoxPlayerでブルアカは現在(2025年2月)Docker環境と両立できない。

  • Docker環境と両立させるバージョンはあるが、それはゲームとの相性次第

対策

  • どうなんだろう、Dockerやりたくなったらコマンドを走らせて再起動しかないのかも。

  • 仮にユーザーレベルでDocker環境が用意できるならブルアカ用のユーザーとDocker用のユーザーを作ればいけるか?仮想化は根っこにありそうだからできない気がする。

  • その他有益な情報があったら教えてください。


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