小川直也さん「いきなり試合するやつ、いないでしょ。」

朝の通勤途中で聞いていたニュースで、「柔道家の小川直也さんが、宅建試験に合格しました。」
気だるく、眠たい目を覚ますにはぴったりのフレーズ。
だって、小川直也さんといえば、ごりごりでハッスル。しかも今は、割と歳だったような…。難しいイメージの宅建に合格、なんて。
驚きと興味で聞き入った。
なんでも、初めて心が折れそうになった出来事だったということ。失敗を重ねて4回目でついに合格したそうだ。
小川さんの言葉で印象に残ったのは、「基礎から地道にやった。」「基礎やらないで、いきなり試合するやつ柔道でいないでしょ。」ということ。
ああー、納得。たしかに、もちろん飛び込むことはいいけど、きっとあまりのできなさに、落ち込み、諦めてしまうのだろう。
だからこそ、きちんと基礎から固めて、土台ができてから実戦しなければならないのか。
今、自分は転職活動をしている。志望会社は軒並み条件が達成できていない。だから、いきなり飛び込むのではなく、まず条件達成のためにステップを考えて、一つ一つ登っていきたいと思う。
辿り着きたい方向は定まっているのだから、そこは見失わず下積みをしなくては。