見出し画像

佐賀思い出歩き

今日はJR九州ウォーキングで佐賀に行ってきた。

せっかくの休日にアラームで起こされると予定なんか入れるんじゃなかったなあと思うけど、準備して外に出ると朝の空気が気持ちよく、出かけることにしてよかったなあと思う。

佐賀駅

佐賀は14年ほど前大学生の頃に住んでいたことがあって、あまりいい思い出ではないんだけど、佐賀のことはいい街だなあと思う。広々とした碁盤目状の城下町に古い街並みが残ってて、文化財になってるような和洋折衷のレトロな建物や、老舗の和菓子屋さんや、やってるのかやってないのか謎の古びた個人商店や、新しくできたおしゃれなカフェ…などが点在している。水路(クリーク)が多いのもいい。

クリーク

今は福岡県に住んでいるのだが、横断歩道に立っていて車が止まってくれると、あ、ここって福岡じゃなかったなと思う。福岡は、横断歩道に歩行者が立っていても車は基本的に止まらない。

昔住んでいたアパートにすごく近い道がコースになっていて、よく前を通っていた鶴屋菓子舗本店があったので、入ってみることにした。丸ぼうろや最中のような名物和菓子や、佐賀の新名物として売り出したいプリン、おしゃれにデザインされたパッケージの羊羹などが綺麗に並べられていた。母親へのお土産と自分用にプリンを2つと、丸ぼうろを一つ買った。昔住んでたアパートも、今もあった……。

鶴屋菓子舗 本店

私には大学生活はただつらくて、逃げるようにどうにか引き上げ、その頃関わった人で今つながりがある人は一人もいないけど、どんなにつらくて恥ずかしくてなかったことにしたかった記憶も、自分に起こったことってなかったことにはならないんだよなあと思う。

最近好きなTwitterの人が「過去の自分の行動を思い出してウッとなるのは魂の成長痛と捉えたいが…」というようなPostをしていて「魂の成長痛」か〜と思った。過去の自分の言動を思い出すと痛々しくて直視できない(なのに何度も反芻してしまう)というの、わりと年内とかでも全然ある。マトモでいたいとよほど思うが、こんな思いせずに済むには家から出ないか死ぬしかないんじゃないか。死にませんが……。

クリークにいた鯉

ゴールの後は佐賀駅ビルにあるうふふというレストランでランチにした。この店も確か前からあるな。大学を卒業してしばらくは佐賀に近づくのはつらかったが、時間が経ったので今はつらくはなかった。

ところでこの頃寒くなってきて家の南側にある居間で過ごすことが多いのだが、年々母親が見ているテレビの音が耐えがたく、奮発してAirPods Pro2を買った。USB-Cタイプの電源アダプタがなくて充電できなかったので、買って帰った。これで冬を越そうと思う……。

いいなと思ったら応援しよう!