〈満開の花のように〉
悲しみにはどうか触れないで
このまま笑顔でいさせて欲しい
優しくされると泣いてしまうから
触れないで、そっとしておいてなんて
我儘だよね
周りのせいで可哀想な人になったんじゃなくて
悲しみに栓をしたのは私自身なの
みんなが笑ってくれている方が好きだから
みんなが笑ってくれている方が
私は誰よりも私らしくいられるの
自分の悲しみなんて忘れてしまいたくて
花が満開になった時には
私の胸にも一輪の花が咲いた
その一輪を今もずっと育ててる
枯れないように、なんてありきたりな言葉だね
だけどこの一輪はいつか消えてなくなるのでしょう
今はまだその時じゃないの
だからその時がくるまでずっと、ずっと。
風に吹かれて揺らぐときも
雨に降られて癒されたり
たとえ踏みつけられても
ずっと、ずっと。佇んでいたいの
雨が降るとね、泣いてしまいそうになる
立ち上がる力はすぐ側にはなくて、
一度折れかけた茎は戻すのが難しいように
切ってしまうか、もう一度種を蒔いて
育てていかないといけないでしょ?
だから涙を流すのはせめて少しだけにして
今日は皆んなと一緒にいさせてね。
隣でそっと揺れていたい。
本当はひとりになると、萎れてしまいそうになると
知っているから。
#明けましておめでとうございます
#お節を食べました♪
#着物を着ました♪
#紅梅#お正月の次は成人の日ですね.