
俺の親友かつ悪友!!
※この話は過去に書いたものです!!
奴等とはもうかれこれ30年来の付き合いになる。
何かあれば、すぐ集まってくれる奴ら、ホントにありがたいかぎりだ。
この仲間は、俺いれて全員で5人いる。
ある日、久々に5人集まって大阪市内のあの有名な繁華街をうろついていた。
ただそれだけで、ガキの頃のように楽しい。
こんな時に突然物語は始まる。
悪友の1人、masaの肩が前から歩いて来た人とぶつかった。
Masaは「うっ!!」て感じで、相手は「痛いわね、わざとやったでしょう‼️」と言ってMasaをにらんだ。
明らかに相手は女性だと思った俺達だったが、よく見るとガタイはデカクがっしりしてるが、話し方が男じゃない。
「エエエエビイェイイェイエエエエ!!!!!!」
俺達は一声に悲鳴をあげ、同時に笑いを堪え走って逃げ出した。
そう、相手はあのIkkoそっくりのあっち系の人だった。
念のために言っとくが、性同一性障害の方とかではなく、ガチのあっち系の人で、それはスゲー勢いで追いかけて来た。
Masaはあろうことか、俺の後ろを追いかけてくる。
もちろんその後ろから、奴が形相変えて追いかけてくる。
他のメンバー、YOSIとHIDEとTAKAは何処かに逃げていった。
俺は必死で、笑いを堪え、心の中で「Masaのバカヤロー!!」と叫びながら、がむしゃらに大阪の町を走った。こんなに大阪の町を全力で走ったのは、この時が最初で最後だ。
Masaがついてくる。
その後ろから奴が。
もう、限界に達した俺は、思わずパチンコ屋に入った。
そして、店のトイレに逃げ込んだ。
俺は息を潜めてじーっと待った。
汗だくの俺はしばらくその場で息を整えた。
少し呼吸が落ち着いた所で、俺はタバコに火を着けた。
この時のタバコの味は格別だった。
今でも忘れられないくらい、旨かった。
俺はこよなく、パーラメントを愛してた。
今はもちろん、吸ってない。
しばらくして、店のトイレから出て店の中を見渡したが、Masaの姿は見当たらない。
店を出てしばらく、探したがMasaは見当たらない。
仕方ないので俺は、少し早かったけどこの日の夜に行く予定のニュージャパン(カプセルホテル付きのスーパー銭湯みたいな所)に向かった。
ニュージャパンに着くと、すでに他のメンバー達が待っててくれた。
ただMasaだけはいなかった。
俺達は「まっ、いいか!!」と言ってニュージャパンに入っていった。
そして俺達は、久しぶりに男同士で裸の付き合いをし、酒🍺も呑んで飯も喰って楽しんでた。
俺達は、ニュージャパンのガウン、みんなお揃いのやつ一枚はおって、大広間のマッサージ機に寝そべってマッサージを始めた。
その時、Masaが現れた。
俺達は目を疑った。
そう、Masaは女装していてIkkoそっくりな奴と仲良くしてた。
「ウヒャヒャヒャヒャハハハハハハハハ」
そこにいた悪友達が一声に笑いだした。
みんなで腹抱えて大笑いした。
Masaが「俺、コイツと友達になったよ!」
と言うと、又、みんなで大笑い。
そして、そのIkkoそっくりな奴はそのあと仕事に行った。
Masaが俺達と一緒のガウンに着替えて来た。
これが俺達5人の数年ぶりの出来事だった。
この後Masaは、又、知らない奴に絡まれてた。
よく聞いてると、どうも日本人じゃなかった。
中国人か韓国人だと思うが、俺達は笑いを堪えて、そーっとその場を離れた。
Masaは仲良く話しをしてた。
てか、あいつは何者じゃ‼️
終わり
【笑顔STA日記部】
笑顔!!
STA!!
by
merryhiro