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俺の親父の話し その② 【#笑顔STA日記部】

※この話は過去に書いたものです!!



この頃俺は、ばあちゃん家から自転車で10分位の所にあるボロアパートで、母ちゃんと弟と俺の3人で住んでいて、毎朝母ちゃんは俺を自転車にのせ、ばあちゃん家に向かう。



俺はばあちゃん家の近くの小学校に3年間、つまり小学校3年まで通った。その小学校を後にした3月の俺は、親父の実家の近くに引っ越す事になり小学校4年から違う小学校に転校する事になり慌ただしく、引っ越しが始まった。


とはいっても、俺が特に何をするわけでもなく、その間俺は何時ものようにばあちゃん家に預けられていた。


もうね、ばあちゃん家に預けられるのはもう慣れっこな俺だった。


ばあちゃんの事は又、今度改めて書きたいと思ってます。


そして、その春休みの後半のある日母ちゃんが俺を迎えに来て、新しい家に連れて行った。


ボロい借家だったけど幼い俺には広く感じた。


その翌日の昼過ぎ、3年ぶりに親父が現れた。


「おー、H久しぶりだなぁ。元気だったか?ちょっと大きくなったな?」と言って俺の頭を撫でる。


そして「これからお前たちはココで暮らして行くんだぞ!きっと楽しい事がいっぱいあるぞ!」と笑顔で言う。


しばらく家の中を見渡して、「うん、いい家だな、お前らちょっと外に出てサッカーするぞ!」と言ってサッカーボールを手に俺達を近くの広場に連れて行った。


俺はあんまりサッカーが好きじゃなかった。でも楽しかったのは事実だ。


この親父は、帰ってくると必ず俺達兄弟にサッカーを教えてくれた。


後で解った事だが親父は昔、高校、大学時代にサッカーをしててそれも東京の某一流大学のサッカー部でレギュラーだったらしい。


貧乏な家で育った親父は、当時苦労してアルバイトしながら大学に通っていたらしい。


早くに父親、まあ、俺のじいちゃんになるんだけど、詳しくは解らないが病気で急に亡くなったらしい。


サッカーを終わり少し休憩してると親父が「そうだ、この春休みが終わったらお前達は新しい小学校に行くんだな?ちょっと学校見に行こう!」そう言って俺達をその小学校まで連れて行った。


その小学校は、🏔️山を削った所に立てられていてまだ新しい校舎だったが、俺と弟は親父に着いて行くのが必死だった。


新しい家から小学校まで幼い俺達の足では👣25分~30分ぐらいかかるのだが親父はそんな俺と弟の歩くペースはお構いなしにさっさと歩くので、小学校に着いたとき俺達は💫😵🌀フラフラだった。

この時恐らく15分くらいで小学校に着いたと思う。


そんな風に全く子供慣れしてない親父でした。


「hiro、いい学校じゃないかー!頑張って勉強するんだぞ!」と言って又、笑顔だった。


その日の夕方、「おいhiro、今日は銭湯に行こうか?」と親父が言う。


「うん、いいよ」と俺が答える。
そしていざ銭湯に‼️


まあ、銭湯は何度か行ったことはあった俺だが、その時まではばあちゃんか母ちゃんと一緒だったので女湯しか入った事がなかったので、この日は記念すべき男湯初デビューとなった。


銭湯初デビューの話しは又、今度書こうと思ってます。


母ちゃんと弟は女湯に、俺と親父は男湯に入ることになり、ちょっと母ちゃんが心配そうに「hiro、ちゃんと身体洗うんだよ!」と言ってくれた。


そしていざ、男湯に入って俺は度肝を抜かれた。


俺は驚いた👀‼️


ななななななんだー、このすげーチ○コの集まりは!!


俺は初めて、こんなにたくさんのそれもすげー立派なチ○コを目の当たりにした。


恐るべし、チ○コ達だった。


それに比べて俺のチ○コはあまりにもお粗末で、ちょっと恥ずかしかった。


そこで俺は親父に聞いてみた。「おじさん、俺のチ○コは何で毛がないの?そんで何でこんなにちっこいの?」と聞くと「ハハハハハハ😅そんな事は心配するな!もうちょっとhiroが大きくなればちゃんと毛も生えて立派になるさ!いいかhiro、この事は絶対に母ちゃんに言うんじゃないぞ!」と優しく笑顔で答えて二人だけの最初で最後の約束をした。



そんな男湯にデビューした翌日又、親父はいなかった。



そして数日後、新しい小学校に母ちゃんに連れられて登校した。


先生に俺達を預けて母ちゃんは仕事に行った。


俺は男の担任の先生と教室に行き新しい仲間と出逢った。


そうだ、転校生になったのだった。


初めはちょっと珍しがられて、茶化されたり、といろいろあったが俺はすぐに慣れてきて、友達も出来てまあ、楽しい日々を送っていた。


この頃、俺は何となく家の事情が解ってきていて、今までの全ての引っ越しや俺がばあちゃん家に預けられたりしていた事の理由を理解しながら、母ちゃんには何も言えなかった。

一人で苦労している母ちゃんに。


この後、親父に会ったのは、俺が小学校6年の夏休み前になる。


この時、又、大きな出来事が俺を襲う。


つづく





【笑顔STA日記部】





笑顔!!

STA!!









by
Merryhiro

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