お土産 四人 劇台本

お時間ありましたら。読んでアドバイスいただけたらありがたいです。

居酒屋バイトたちの会話

 店長「お疲れ様、この子新人の及川くんここが初めてのバイトらしいから優しくしてやって」

 及川「よろしくお願いします。」

 中野「よろしく、及川くんいくつ?」

 及川「23です。」

 中野「同い年だ、え?23で初バイト?」

 及川「はい、なんかやるタイミングがなくて」

 中野「あるだろ、友達と旅行行きたいけど金ないとかあったでしょ?」

 及川「旅行とか誘われたことなかったんで」

 中野「なんかごめん」

 店長「あと、俺年末旅行行った時のお土産置いといたから、裏行って順番に食べてきな」

 中野 及川「ありがとうございます」

 中野「先食べてきていいよ」

 及川「ありがとうございます」


 池田「おつかれ」

 中野「おつかれ」

 池田「さっき一緒にいた人だれ?」

 中野「新人の及川くん」

 池田「へーいくつ?」

 中野「23、俺らと同い年」

 池田「そうなんだ」

 中野「初バイトらしいよ」

 池田「23で?」

 中野「うん、なんかやるタイミングがなかったらしい」

 池田「あるだろ、友達に旅行誘われたけど金ないみたいな」

 中野「お前、言っていいことと悪いことあるからな!気をつけろよ!」

 池田「何でそんな怒ってんだよ」

 中野「うるせぇー」

 池田「なんだよ」

 中野「あと、店長がお土産買ってくれたらしいから、あとで食べてきな」

 池田「まじ!なになに?」

 中野「わからん」

 池田「予想しようや」

 中野「いいね」

 池田「店長の実家ってどこだっけ?」

 中野「しらない」

 池田「そっか、でも、バイト中に食べれるくらいだからクッキーとかじゃない?」

 中野「なるほどね」

 池田「よし、俺は白い恋人にする!」

 中野「北海道?」

 池田「うん!絶対にそれな気がしてきた」

 中野「じゃあ俺はー、ご当地のキャラクターがプリントされたクッキー」

 池田「なるほどね」


 及川「ごちそうさまです。」

 きなこまみれな及川が来る

 池田「うわ、くそ信玄餅だ!」

 中野「バイト先に信玄餅もってくるかね?」

 池田「ほんとセンスないわー」

 中野「まじでセンスないな」

 及川「美味しかったですよ」

 中野「うまいのは俺も知ってる、でもバイト中に食べたらこうなるやん」

 及川「そうですね」

 池田「あと俺ら同い年だしタメ口でいいよ」

 及川「いやー、そういうのは徐々にやっていくんでまだいいです。」

 中野「徐々にやってくの俺らに言っちゃうんだ」

 池田「ね、俺らも徐々にタメ口でこられてるなーって思っちゃうから」

 及川「すいません」

 中野「謝ることでもないけど」

 池田「そういえば俺も、お土産買ってきたんだった」

 中野「まじでやった」

 及川「ありがとうございます」

 池田「待ってて」

 中野「何だろうな」

 及川「何でしょうね」

 中野「あいつ、店長のお土産ボロクソにいってたから、さぞセンスがいいんだろうね」

 及川「そうですねー」


 池田「お待たせいたしましたー。池田のお土産、お煎餅でございます!」

 中野「いやありえないわ」

 及川「ありえないですねー、信玄餅よりありえない」

 池田「及川お前めっちゃ言ってくるやん」

 中野「徐々にくるねー」

 池田「お煎餅うまいじゃん」

 中野「うまいのはわかってる、お煎餅なんで、お土産やで試食があるやつをちょっと食べて満足して買うことはしないものなんだから」

 池田「いやーセンスあると思うけどな」

 中野「じゃー俺のお土産で、本当のセンスというものを見してやるしかないか」

 池田「おー見してみろや!」


 及川「なんか僕お土産持ってきてないの申し訳無くなってきました」

 池田「いや、初バイトだししょうがないよ」

 及川「明日持ってきます」

 池田「明日旅行いくの?」

 及川「いや、東京駅にいろんなお土産売ってるんで、紅芋タルトとか」

 池田「みんな、日帰りで沖縄行ったと思うからやめた方がいいよ」

 及川「そうですか、」


 中野「お待たせいたしました!私中野の,お土産は、ご当地ストラップです!」

 池田「マジでありえない、友達辞めようかな」

 中野「いやいや、そんな?」

 及川「マジでセンスないわ、バイトとんだろうかな、しょにちにね!」

 中野「お前徐々にどころか、急に来すぎだわ」

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