ピアノの発表会

 つい先日、コロナで3年ぶりのピアノの発表会で、演奏をした。
今年はなんと、母親までピアノを習い発表会に出るという事で、親子で挑んだ。 これが最悪、母の次の出番で調子は狂うしボロクソだった。

 母は、一日7時間使く練習したようで、それなりに当日弾いていた。
そんなわけで本当に腹正しく、自分のボロクソ加減に嫌気がさして、まだ腑に落ちていない。
 どうして、母まで同じ先生に習い、私の真似をするのだろうか。小さい頃お友達がマネっ子をしてくると嫌だった記憶があるけれど、その感覚に限りなく近い。 親子とは距離が必要だ。

 発表会で鮮明に思い出した感覚。 母親との距離が近いと死ぬほど拒絶反応が出る。

これを機に距離を元にもどして、ちゃんと近すぎない関係を保ちたいと思う。

今回の発表会はボロクソだったにしろ、息子は応援してくれたし、息子に失敗する母の姿、それでもあきらめない根性を見せれたことが何よりの収穫であった。

来年も懲りずに頑張ろう。絶対に母と同じ日の発表会には出ないと心に決め、この気持ちを来年まで忘れないようにここに記しておく。

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