FXトレーダー(自分)が勝率を上げるためのインディケータ組合せ


駆け出しFXトレーダー時代のエピソード:インディケータの聖杯探し

トレードを始めた頃、私は「聖杯」と呼ばれる完璧なインディケータを探し求めていました。全ての相場に対応できる魔法のようなインディケータが存在するのではないかと夢見て、様々な無料インディケータを試し始めました。

まず、インターネット上で手に入る無料インディケータを片っ端からダウンロードし、その概要を確認しました。多くのインディケータがあり、それぞれが異なる理論やアルゴリズムに基づいて設計されていました。

次に、興味を引かれたインディケータを実際のチャートに反映させ、使用感を試しました。新しいインディケータを試すたびに、チャート上に表示して動きを観察し、その有効性を検証しました。さらに、コード付きのインディケータが見つかった場合は、そのコードを解析し、どのように動作するのかを理解しようと努めました。

そんな試行錯誤の中で、最終的に私のトレードスタイルに合致し、残ったインディケータが次の5つでした:

  1. 通貨強弱 (Currency Strength Meter)
    通貨の相対的な強さや弱さを視覚的に表示してくれるこのインディケータは、どの通貨ペアに注目すべきかを教えてくれました。
    ※対象通貨ペアのみの通貨強弱の該当通貨に絞るのがポイント。対象通貨以外の色は、"None"に指定。

  2. RCI (Rank Correlation Index)
    相場のトレンドや反転ポイントを見つけるのに役立つRCIは、エントリータイミングを判断するための重要なツールとなりました。
    ※だましがあるので、短期:18日、中期:58日、長期:110日の3本に設定。

  3. GMMA (Guppy Multiple Moving Average)
    複数の移動平均線を使ってトレンドの強さを測るGMMAは、トレンドフォロー戦略に非常に有効でした。
    ※オブジェクト配列が8本なので、ショート6本、ロング6本のEMAを指定。自作しました。追加で90日、150日、240日のEMAを追加しています。

  4. HighLow (高値・安値インディケータ)
    市場の重要なサポートとレジスタンスレベルを表示してくれるこのインディケータは、トレードのエグジットポイントを決定するのに役立ちました。
    ※水平線なので、直近の短いレジサポが水平線でわかる。

  5. ZigZag
    大きなトレンドやスイングを視覚的に把握できるZigZagは、全体の市場の動きを理解するために非常に便利でした。
    ※Pips表示されるZigZagを使用。

これらのインディケータを組み合わせて使用することで、私は自分のトレードスタイルを確立し、安定した利益を得ることができるようになりました。インディケータの聖杯探しは決して終わらない旅のように感じましたが、その過程で得た知識と経験は、今の私のトレードにおいてかけがえのない財産となっています。

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