映画「コンビニ・ウォーズ バイトJKvsミニナチ軍団」感想

アマゾンプライムで観た。僕には難しい映画でした。
コンビニでバイトしているカナダのJK二人がミニナチ軍団と戦って勝利します。

★ミニナチ軍団とは

なんか1940年くらいにJKと同じ街にいたナチにシンパシーを感じていた科学者が、ソーセージかなにかを使って作った自身のクローン。ちょっと失敗してしまったのですごく小さい人間ができた。
頭頂からナイフのようなものが出てる。なんか男の肛門を狙って入り込み、体内を通って口から出てくる。入られた人間は死んでしまう。

★JKについて

二人ともヨガをやっていて、周りから「ヨガ馬鹿」と呼ばれている。
一人はムッチリしていて、一人はやせている。以下ムチ、やせと呼ぶ。
やせはジョニー・デップの娘らしい。ジョニー・デップも出演している。
ムチのほうは監督の娘らしい。
友達同士で作った仲良しムービーなのだろうか。
ほかにもきっと、現実世界の血縁とか関係性があって、それが作品に織り込まれてメタ的な笑いを作っているのだろう。
そういう知識がないのでそういう部分は味わえなかった。
どうでもいいが、日本のコンビニ店員の神がかった働き方を思うと、すがすがしいまでのダメ店員っぷりである。
これでよくコンビニが回るな、レジの清算とか大丈夫か、と余計な心配までしてしまう。
この映画に限らず、外国映画で出てくるコンビニとか雑貨屋の店員は総じてろくに仕事をしていない印象がある。
こういうゆるさは我々も見習うべきなのだろうか。

★タイトルについて

一応スター・ウォーズのパロディみたいだ。そう考えると、本作におけるヨガはスター・ウォーズにおけるフォースみたいなものなのかなと考えた。JK二人はスマホを「魂」と言うくらい大事にしており、これがジェダイにとってのライトセーバーみたいなものなのかもしれない。ただしミニナチとの戦いにおいてそこまで活躍はしない。
また、JK二人はイキっているがたぶん処女である。これもジェダイが童貞であることと対応していると思う。
もしかしたら、パロディなので逆にやりマンの可能性も考えたが、処女として先輩DKに悪魔への生贄にされそうだったので、たぶん処女と考えていいように思える。
別にどっちでもいいが。

★まとめ

映画的教養に満ちた人なら、この作品に散りばめられた社会派要素を余すところなく見つけられるのだろうか。
カナダにおいてもミニナチと呼びうるような安直な排外主義が市井の人々の間に徐々に広まりつつある現状を風刺した、バカ映画のふりをした反ナチ映画なのだ、みたいな。
それとも映画にアカデミックなものを求める意識高い系を嘲弄するための純然たるバカ映画なのだろうか。
それともそんな悪意すらなく、仲良し親子同士て映画撮っちゃおうよ、ホームムービー感覚でさぁ!みたいな感じだろうか。
僕にはよくわからなかった。
でも90分くらいで終わるのでまぁいいか。
ジョニー・デップの娘はさすがにかわいい。モデルをしているらしい。アップドッグもけっこう上がる。筋肉の柔軟性もある。
監督の娘もけっこうかわいい。人によってはこっちのほうが好きかもしれない。
まぁどっちでもいいことだが。



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