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【ネタバレあり】シャア・アズナブル、シャア・アズナブル疑惑【ジークアクス】

本記事はジークアクス本編のネタバレがあります! ご注意ください。


シャア・アズナブル、シャア・アズナブル疑惑


先に結論から書きます。
ジークアクスのシャア・アズナブルはシャア・アズナブルです。
細かくは後述していきますが、本記事のキモはこれだけです。

素早さ重視で記事を書いているので以下ぽつぽつ傍証をあげる形になります。

シャアの「ひらめき」とは

先ず最初に筆者が視聴していて不思議に思ったのはシャアの「ひらめき」についてです。
一見、ジーンの代わりにシャア自身が出向いたことのように思えますが、そんなはずはありません。
というのも、視聴者である我々と違い、作中のシャア視点ではジーンの機体が整備中なのは単なるアクシデントであり、それにつられてシャアが出撃したにすぎません。
もし、シャアの「ひらめき」でサイド7に降り立つという流れにするのなら、ジーン機の故障は全く必要ないのです。

では、シャアの「ひらめき」とは何か。作中のサイド7襲撃より「前」にシャアに訪れる転機として、考えられるものは一つしかありません。
すなわち、シャア・アズナブルは生存しているのです。

「キシリア閣下はそう信じておられる」

シャアがジオン・ズム・ダイクンの子供であるという噂に対して、シャリア・ブルは上記のような趣旨のコメントを発しています。果たしてこれは、その噂が真実という趣旨でしょうか?
そうではありません。状況からして、キシリア・ザビが信じている以上噂の真偽は重要ではないという趣旨の発言です。
しかし、ここでシャリア・ブルが否定も肯定もしない、というのは「作劇上」重要な意味を持ちます。別に下らない噂と一蹴させても、肯じても特段違和感のない場面で、あえて「真偽を明らかにしない」回答をさせています。これに、この謎は保留にしておきたいという制作の意図を感じました。

映されない「マスクの下」

Begginingではシャア中心の視点であったにも関わらずマスクを脱いだ姿、素顔は一切映されませんでした。これはマスクの下を出さない、正体がわからないという演出です。冷静に考えて、シャアの見た目やその素顔等は初代ガンダムを知っている人、場合によっては知らない人にも公然の秘密です。それにもかかわらず、あえて映していないというのは「そうではない」意外性があるからではないでしょうか。

声優の違い

シャアの声優は池田修一さんですが、今回は新裕樹さんでした。年齢を考えれば交代自体は違和感はありませんが、それを隠れ蓑にした「別人である」ことを全面に出す演出だったのではないでしょうか。

最後に:アルテイシア問題

傍証としてはこのあたりです。
最後に(視聴中に筆者も思った)アルテイシア問題に触れておきます。というのも、作中でシャアはアルテイシアを(NT能力で)察知しているような描写があります。
シャア・アズナブルとアルテイシアの接点は、明示的なものはありません。これを、シャア・アズナブルではないとする根拠にすることはできるでしょう。

一方で、ORIGIN版ではシャア・アズナブルとアルテイシアに接点が持たされています。ジークアクスがORIGINの設定を引き継いでいるという趣旨ではなく、「シャア・アズナブルとアルテイシアに過去接点があるという設定は可能」という前例がある以上、今回もそれがあってもおかしくはないのではと考えています。

とはいえ、現状では一番シャア・アズナブル、シャア・アズナブル説を否定する、強い根拠かと思っています。

以上、いかがだったでしょうか。
熱冷めやらぬまま書きなぐっているので駄文、乱文申し訳ありません。
とはいえ、本当にこの後の展開が楽しみな作品です。

万が一ここまで読んでまだジークアクスを見ていない人は絶対劇場行ってください。後悔しません!



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