
【UAE🇦🇪】ドバイマラソン2025に参加してみた
やってきました!中東はUAEドバイ。

中東の大都市ドバイ。灼熱の太陽が照り付ける。
アラブ首長国連邦は7つの首長国により構成されている連邦制国家。ドバイもそのうちの一つ。アブダビとか有名。
今回は遅めの冬休みとして、2025年1月12日(日)開催のドバイマラソンをメインに据えつつ、UAEに加えてオマーンも訪問した。ドバイ(UAE)は以前訪問したことがあったがオマーンは初訪問となった(85ヶ国目)。
今回は「ドバイマラソン」に絞って書きたい。
ドバイマラソンは世界記録も狙える超高速レースでも有名で、優勝賞金も高いためアフリカの若者が一発逆転のアメリカンドリーム(中東だからミドルイースタンドリーム?)を夢見て参加する有名な大会。
コースはかなりフラットof フラット。海沿いを走るので本当に平坦(かといって海が見えるわけではない)。むしろ単調すぎて途中飽きるレベル笑。

やはり気温が高いのが気になるが、エリートの部は朝6時スタート(一般は7時スタート)なので速い人は気温が上がりきる前に終われる。朝は意外にもひんやりしてて15度くらい。
まず事前のゼッケン受け取りがマストとなってくる。海外勢にはこれが結構負担なるも、それも含めての海外マラソン。テンション上がる。
会場はDubai Mallという巨大なショッピングセンターの中にあるAdidasショップ。スポンサーがAdidasということもあり期待できる。

だいたいのマラソン大会の参加賞ってデザインがイマイチだったり生地が微妙だったりでほとんどが使われないままその生涯を終えがちなのですが、今回の参加賞はかなりよい!Tシャツとリュックでした。これは普通に嬉しい。

海外の店舗に行くと日本では買えないようなカラーやモデルが売っててテンション上がる。今回もドバイらしいものがたくさんあり非常に楽しめた。(円安の影響もあり値段は日本の1.5倍ほどだが・・)

しかしサイズがない…

なんやなんやでスムーズにゼッケン受け取りを終え、あとは当日を待つのみ。ホテルもスタート会場近くの徒歩圏に取ることに成功。申し込んだのがレース1ヶ月前くらいだったがドバイは無限にホテルがあるので助かった…
そして当日の朝。
4時に起床。シャワーを浴びて朝食を詰め込む。
日本からたくさん持ってきたカップ麺やみそ汁が染みる・・・足攣り対策としてバナナも2本チャージ。
6時前にホテルを出てアップがてら2キロほど歩いてスタート地点へ。まだまだあたりは暗い。


参加者もフルは3000人ほどなので、東京マラソンやその他のマンモス大会に慣れている身としては空いててかなり快適。中東は暑くてなのかあまりマラソン文化が根付いておらずほとんどが10キロの部だった。街中でもあまり走っている人いなかった。
トイレも荷物預けも全然並ばずにスムーズ。
タイム別のブロックやウェーブスタートではないので気持ち早めに並ぶ。
しかしスタート15分前くらいでも全然前にいける。東京マラソンの1時間前くらいからめちゃ並ぶのに慣れてるとすごい楽。
結局2列目からスタートできた。

いよいよ7時に号砲とともにスタート。
スタートまでのタイムロスはエリート選手顔負けの1秒!笑
スタート時点ではそこまで気温も高くなく、新品のAdios Pro4の感触を確かめながら淡々と4:00/km(サブエガペース)で刻む。

このコースの特徴として折り返しが多く、スタート前に仲良くなった日本人ランナーさんなどとすれ違いながら互いに励まし合う。
給水は全てペットボトルのまま1本渡されるスタイル。ドバイらしい。給食はほぼなし。
ハーフ通過は1:25くらい。
年末年始に30キロoverの距離走を連発していたため既に脚が重い。後半かなり陽が出てきて気温も高くダブルパンチ。キロ4前半を維持するのがなかなかに難しくなってくる。これもトレーニングと言い聞かせ必死に脚と腕を動かす。このあたりから現時的にサブ3狙いに修正。
残り2キロを切ったくらいのところで最後の一直線に。向こうにゴールは見えているのに一向に近づかないのが辛すぎた。



ゴール後はフルマラソン特有のなんとも言えない達成感ともう走らなくて良いんだと言う安堵感で自然と笑みが溢れる。メダルもカッコ良いし素晴らしい。
これがマラソンの中毒性たる所以…



完走後は仲良くなった日本人ランナーさん(僕より余裕で速くゴール)と海外マラソンの話題で1時間ほど盛り上がる。
やはり好きなことの話は尽きない。普段接点ないような人とも海外マラソンを通じて何も利害関係とかなく知り合えるのは貴重だなと。

記録は、2:57:48でした。全体で76位なので悪くない。意外と日本人ランナーたくさんいてしかもみんな速かった。
走り終わってみて、やはり海外マラソンは楽しいなと再確認できた。
ドバイマラソンはいわゆる6メージャーズのような派手さはないが、日本から直行便あるしコースはフラットで走りやすいし観光スポットも多いのでオススメできる。



そんな感じで久しぶりの海外マラソンは非常に楽しめた。
次はどこの国に行って走ろうか、今から楽しみである。
Hasta luego!!(ではまた)