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酒癖が悪くて友情崩壊しかけた話(後編)



おはようございます。僕は字が汚い。です。


前回の続き、書きます。

私とBの地獄のノンストップ飲ませあい、静かにブチギレている伏兵C、思っていたのと違うと、わなわなするD。


そして1人まともなA。


飲ませ合いの最中、私は突如限界を迎えます。



何杯目かもわからないウイスキーを勢いよく飲んだ瞬間。




私は腹から間欠泉の如く湧き上がってくるそれの、一部を打ち返すことが出来なかったのです。


小田和正:さよなら
脳内BGMで再生してください。



私はマーライオンと化してしまいました。



幸い、大部分は見事に打ち返したので、ミニマムマーライオンではありました。

しかし、それでもマーライオンとなった私を見て、流石にまずいと思ったのでしょう。そこで試合終了となりました。





———。





気づいたら私は店の外にいました。どうやって出たのか分かりません。


歩きながら帰っている途中、私は店の会計の話を何度もしては、財布の中にあるお札(2万円)を投げていたそうです。


当時の私は、会計でも負けず嫌いを発揮し、奢られるのがすごく嫌いだったんです。負けた気がして。馬鹿すぎます。



投げた2万円は、AとDが何度も拾ってくれて、私の財布の中に納めてくれてたとのことでした。朝起きても、私のお金は全て無事でした。





そして、最後の波乱はBの家に着いてから起きます。



私は全く覚えてないのですが、飲ませ合いをしていたBと帰り道に口論になったそうで、気づいたら私は自分の車で寝ることになったそうです。



私は意気揚々と車に乗り込み、早々に寝てしまったようです。



Bの部屋では、Bが


「この関係ももう終わりだ!」


などと言って、なぜか音楽を爆音でかけて寝てしまったそうです。


この展開に更にわなわなしてしまうD。


ここまでのお世話で疲れたAも、流石に愛想が尽きて寝る準備をしていました。





ここでCが、


「あいつが車で寝るなら、俺も車で寝る」


といい、私の隣に停めてあった、自分の車に乗り込んだそうです。




部屋には寝てしまったB、愛想を尽かしたA、わなわなするD。



初めて参戦したDは、わなわなしながらも、



「これではいけない、これではいけない」



とAに訴えていたそうです。



AもそんなDの姿を見て、一抹の申し訳なさを覚えたのか、
私及びCの救出に乗り出すことになりました。



まず2人は私のところに来たようなのですが、私は頑なに車を出ようとしなかったそうです。



その後Cのところに行くと、




Cは涙を流して車の中で1人眠っていたそうです。




2人はそんな彼を起こして部屋へ連れて行き、その後もう一度私を説得に来てくれました。




こうして、私は2人に連れられ、Bの部屋に戻ることになったのでした。





そして、私は最後にトドメの最低行為をしてしまいます。






Bの部屋に入ると、そこにはAが持参した布団が敷いてありました。



私は何の躊躇もなく、



「ここで寝ていいのかい!?」


と言い出したかと思うと、Aの返答を待たずに転がり込んで寝てしまったようです。


マーライオンが少しかかった左腕を下にして。





朝起きると、Aは布団の隅で寝ていました。身体の半分はもはや床でした。








Aは、風邪をひいてしまいました。







そして、一連の出来事について私は説明を受け、ただただ謝ることしか出来ないのでした。。。


これが私の酒乱エピソードです。
大半は記憶にないのですが、マーライオンの時や車で寝ている時など、断片的に覚えていることもあります。

みんな、よくこんな人間と今も付き合ってくれてるなぁとしみじみ思います。



良き友に出会えてよかったです。笑


ちなみに現在では酒乱は大分良くなっています。

私の場合、


「楽しみ」


これが酒乱トリガーになることが分かったので、楽しみにする飲み会ほど、飲み方に気をつけるようにしています。
大事な友達を失いたくないですしね。笑



当時を振り返りながら、書いている途中も反省しておりました。

惨劇を風化させない。いい薬になりました。笑



最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。


次回の投稿も楽しみにして頂ければと思います。


それでは、今日も良い一日を。

僕は字が汚い。より

ゆっくり書こうと思っても、流れで繋がって書いてしまうんですよね。なんとかならないもんかなぁ。

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