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働きながら子育てを楽しむ方法

「仕事が忙しくて、なかなか子どもとの時間を取れない。」「子育てに積極的に関わりたいけど、何から始めればいいのかわからない。」

そんな悩みを抱えるお父さんは多いのではないでしょうか。私もその一人です。子どもの成長を間近で感じたい気持ちはあるのに、仕事に追われ、気がつけば週末の一瞬しか子どもと過ごせない。そんな日々が続いていました。

私の育った環境は、父は夜遅くまで働き、「お父さんは平日いないのが普通」という感覚を持っていた気がします。ただ、自分もそのような働き方になっていることに気づき、そこから、仕事と育児の両立について真剣に向き合うようになりました。そして、小さな工夫を重ねることで、忙しい日々の中でも子育てを楽しむ方法を見つける努力を継続しています。

この記事では、私が実践している「働きながら子育てを楽しむための具体的な方法」をご紹介します。難しいことは何もありません。今日からすぐに始められることもあるので、是非チャレンジしてみてください。

働きながら子育てを楽しむ3つの視点

①今の時間の使い方が惰性になっていないか

仕事と家庭を両立するうえで、まず見直したいのが「時間の使い方」です。私も「忙しい」という理由で育児を後回しにしてしまうことはよくありますが、それでは何も変わらないままだなと痛感しています。

私は夜のお風呂、寝る前の時間で、「今日楽しかったことを教えて」という質問を毎日繰り返しています。このポジティブな質問により、子供達の思考もポジティブになり、短時間ですが明るく楽しい時間になっていると感じます。

また、通勤時間をうまく活用するのもポイントです。通勤中に「今日はこんなことを一緒にしよう」「週末はどこに行こう」と考えたりするだけで、子育てに対する意識が変わります。仕事脳からの切り替えにもなります。

時間を効率的に使うためには、スケジュール管理が欠かせません。私はカレンダーアプリで週末の予定を事前に家族と共有することで、家庭内の時間を大切にするよう意識的に動いています。

いずれにせよ、まずは惰性でいつも通り過ごしている時間を、「どうやったら子供たちとのポジティブな時間になるか」を考えるところからスタートすることが重要です。

②パートナーとの協力体制を築く

子育てを楽しむためには、パートナーとの協力が欠かせません。家庭はチームです。お互いに負担を分担しながら、一緒に子どもの成長を支えることが重要です。

例えば、我が家では「役割分担」を明確にすることから始めました。平日は私が夕食後に子どもたちをお風呂に入れる役、その間に妻が食器を片付ける。休日はその逆を行うなど、ルールを決めることでお互いの負担を減らしています。

大切なのは、パートナーと「話し合う時間」を持つことです。私の経験上、男性が思っているより、女性は「話し合いたい」と思っているような気がします。家庭内の現状や不満を共有するミーティングを行うだけで、ストレスを軽減できます。これにより、自然と家庭内のコミュニケーションも深まります。

また、感謝の気持ちを言葉にすることも忘れないようにしています。子育てや家事をしてくれるパートナーに「ありがとう」を伝えることで、お互いの信頼関係がさらに強くなります。私は、妻が料理をテーブルに置いてくれる度に「ありがとう」と伝えています。このシンプルな言葉の積み重ねが、思いのほか大きな力を持つのです。

パートナーと協力することで、子どものためだけでなく、自分たちの夫婦関係もより良いものになります。それが、結果的に子育てを楽しむ大きな原動力となると感じています。

③小さな楽しみを見つける

子育てを楽しむ秘訣は、特別なイベントや大きな計画を立てることではなく、日常の中にある「小さな楽しみ」を見つけることです。これは見つける努力をしないと見つかりません。

例えば、休日に子どもと一緒に公園へ行く。特別な遊具やがなくても、ただ一緒にボールを投げ合ったり、一緒に走ったりすることで、子どもの楽しそうな笑顔を見ることができます。

また、私が最近意識しているのは、「一緒にアニメを見ながら会話すること」です。「今のかっこいいな」「なんだこれー」とか、お父さんが反応することで、子供達も楽しそうにアニメを見ています。(今のアニメは大人が見ても楽しいですよ)

大切なのは、子どもと過ごす時間の「量」ではなく「質」です。忙しい毎日の中でも、この小さな楽しみを意識するだけで、子育ての充実感が大きく変わります。

働きながら子育てを楽しむことで得られるメリット

子育ては、「やらなければいけないこと」として向き合うこともできます。ただ、せっかく同じ時間を使うのであれば、楽しんで子育てをする努力を続けてみましょう。そのメリットについて説明します。

まず、家族のコミュニティについてです。子どもと過ごす時間を大切にすることで、子どもは「自分は愛されている」という安心感を抱きます。その安心感が、子どもの自己肯定感を育て、将来の人格形成にも良い影響を与えるのです。そして、それを見守る親としての私たちも、家庭という温かい居場所のありがたさをより感じるようになります。

次に、自分自身の成長につながるという点も見逃せません。ビジネスでの成長だけでなく、子育てをする中で、子どもとの対話や日々の問題解決を通じて、自然とコミュニケーション力や柔軟な考え方が身についていきます。私自身、子育てを通じて「忍耐」「なるようになる」「完全は求めない」などを学ぶ機会が増え、それが仕事や人間関係にも役立っていると感じます。皆さまも、子供がいる上司、いない上司で、コミュニケーションやふとした時の気遣いが違うと感じることもあるのではないでしょうか。

さらに、仕事への良い影響もあります。家庭が安定し、子どもとの時間が充実することで、心に余裕が生まれます。「仕事以外に楽しい居場所がある」。その余裕が、結果的に仕事への集中力やパフォーマンスの向上につながります。仕事と育児は対立するものではなく、むしろお互いを補完し合う関係なのだと気づかされました。

これらのメリットを実感するたびに、子育てを「負担」ではなく「楽しみ」として捉えることの大切さを再確認しています。

まとめ

仕事と育児の両立は、決して簡単なことではありません。毎日のように時間に追われ、思い通りにいかないことも多いでしょう。しかし、小さな工夫や意識の変化を取り入れることで、子育ては驚くほど楽しく、充実したものに変わります。

この記事でお伝えした「時間の使い方」「パートナーとの協力」「小さな楽しみを見つける」の3つのポイントは、どれも今日から実践できることばかりです。無理に完璧を目指す必要はありません。まずは、自分にできることから始めてみてください。

子どもと過ごす時間は、親としてだけでなく、あなた自身の人生にも豊かさをもたらします。そして、その時間が積み重なっていくことで、子どもにとっても、かけがえのない思い出となります。

子育てには「正解」がないです。私もまだまだよく分かっていません。お父さんと子供という関係性も、時代とともに変わりつつあります。それぞれの家族にとっての「楽しみ方」を見つけることこそが、大切なことだと思います。

「子どもと一緒に笑顔でいられる時間を作る」まずはこれを目指して、あなたの家庭でも取り入れてみてください。

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