今日からできる感謝の実践方法&もしも感謝が難しいときは? 【人生工学 第Ⅲ部:実践の章 第10章】
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では、早速
今日からできる、感謝の実践方法
以上2つが、具体的な感謝の形でした。どちらもシチュエーションに合せて感謝する形でしたが、最後にカンタンに感謝を実践できる方法をお伝えします。
・水や飲み物を飲む時に、「ありがとう」と心で唱えてから飲んでみる。
・寝る前に、今日の出来事を思い出し「ありがとう」と呟いて眠る
・朝起きた時に、無事新しい1日を迎えられたことに感謝する
・出会った人に、終わり際に感謝を伝える
・メッセージのやりとりで、「ありがとう」から始めてみる
・普段は「すみません」と言う時、「ありがとう」を添えたり、感謝に変えてみる
・暇な時、とりあえず「ありがとう」と心の中でハッキリ唱える
どれもしっくりこないなという場合は、あなたなりに「こういう時に感謝できそうだな」と言うのを見つけて実践してみると劇的に人生が変わっていきます。ぜひ試してみてください。
もしも感謝が難しい時は?
人生には、辛い時があります。ここまで読んでも「感謝なんかできない」と思うかもしれません。とても悲しいことが起きた時、絶望的な状況になった時、「何にも感謝しようがない」という時があるかもしれません。そんな時に、無理に感謝を実践する必要はありません。無理せずいきましょう。しかし、そんな時こそ感謝を実践できれば、あなたの人生はずっと楽になるはずです。そんな時こそ感謝をするための考え方を3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
1、全てはつながっていて、あなたは周りに生かされてきた。何よりあなた自身に生かされてきた。今この瞬間さえも、あなたが考えることができるのは、過去のあなたがしっかりと生きてきたお陰だし、周りのモノやヒトがあなたの体や言葉を作ってきたから。ひとまずそれに感謝する。
2、あなたが負の感情を持っていること自体を受容する。「あ、やっぱり絶望的になったことに気づいてしまった。ありがとう。」と、皮肉まじりでいいので認めて、感謝する。
3、全てのことに意味があることを思い出す。辛いことも悲しいことも、長い時間軸では絶対に乗り越えられるし、あなたの貴重な体験となって最後には必ずプラスに転じることを思い出す。
そして辛い時は、とくに理由やあれこれを考えずに、とにかく以下の方法を実践してみてください。
1、嫌なことがあった時「そこから何を学べるか?」「強いていうとよかった点は何か?」と着眼点を変えて、気づいたことがあれば感謝する。
2、1が難しい時、とにかく「ありがとう」と口にするか、心で唱えればいい。
「クソ!」の代わりに「ありがとな!」と言う感覚でOK
3、それも難しい時は、ただ時が流れるのを待つ。どんなに将来が不安でも、時間が経てばきっと感謝できる余裕くらいは生んでくれます。
↓第11章に続く↓