反抗期

とにかく私は反抗期が長かった。
記憶している限りでは小学校4年生から
28歳くらいまで続いたと思う。

父親はとにかく頑固で
よく私と衝突していた。
家庭にもよると思うけど
父親は娘に優しいのが相場じゃないのか??
と思っていたのにとにかくすぐ怒る。
親も人間、血のつながった他人とは
言うけれど20も離れた私と同じ位置に立って
言い合いになる。

高校生にもなるとそれはなお激化し
家を飛び出した私は学校の近くの墓地で
一晩過ごした事もあった。

その後父とは2年近く同じ家にいながら
話をしなかった。

一方母親は心配性でずっと私の心配を
していたと思う。

高校2年生の時なんとなく身体がだるい
昼の弁当になると食欲が失せてしまうと言う
謎の現象が起きた。
学校では元気なくせに家では
ものすごく身体がだるいので
母親が何なら食べられる?と聞いてきてたので
生ハムメロンしか食べられないと答えると
学校での弁当がしばらく生ハムメロン
だった事があった。
正直一緒に弁当を食べてた同級生も
動揺してたと思う。
なんでこの人毎日弁当に生ハムメロンしか
入ってないの…と。

でも手を尽くしてくれた母親には
すごく感謝している。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?