
情報に踊らされるな!不動産投資初心者が知るべき勉強法
「まずは勉強しないと…」そう思いますよね。
確かに勉強は大切ですが、どうやって学ぶかを考えたことはありますか?
ネットでそれっぽい記事を読む?
YouTubeで動画を見る?
書籍を購入して読む?
これらの方法はどれも有益に見えますが、実は「知識の偏り」や「思考の柔軟性を失う」リスクがあるのです。
例えば、「私は~して専業大家になりました」といった成功体験談をよく目にします。しかし、そのノウハウが現在の市場でも通用するとは限りません。
過去と今では市場が変わっている
かつてはブルーオーシャンだった市場が、今ではレッドオーシャンになっていることも多々あります。
例えば、昔は中古戸建が驚くほど安く売られていた時代がありました。しかし現在は、不動産投資市場が活況を呈し、業者が「三為(さんため)」を行い、投資家がリノベーション後に再販する流れが一般化しました。その結果、100万円で購入してリノベするようなスキームは通用しづらくなっています。
また、戸建投資に関して「15%以上の利回りがないと手を出すべきでない」という意見もありますが、そうなると物件の選択肢が極端に狭まり、投資を始めることすら難しくなるジレンマに陥ります。
じゃあ、どうすればいい?
過去の成功体験に縛られず、現在の市況を正しく把握することが重要です。
投資には「絶対」はありません。 どこを妥協するのか、どこを許容するのか、明確な基準を持つことが成功へのカギとなります。
そのためには、収益不動産を扱う業者から最新の市場動向を学ぶのも一つの手段です。ただし、不動産業者の中には信頼できない会社もあるので、最初は慎重に付き合いながら見極めることが大切です。
良い業者・担当者の選び方
不動産業者を選ぶ際に大切なのは、「知識の有無」よりも「誠実さ」と「行動力」。
知識が少なくても、熱心に動いてくれる担当者と出会えれば、思わぬお宝物件を紹介してもらえることもあります。
また、楽待や健美家といったポータルサイトを活用し、現在販売されている物件の価格や利回りをデータとして蓄積するのもおすすめです。
コミュニティの活用も慎重に
大家の会や勉強会に参加するのも良い選択肢ですが、すべてが有益とは限りません。中には会員を食い物にするような会もあるので、事前のリサーチが必要です。
まとめ
不動産投資の勉強は大切ですが、情報に踊らされるのではなく、リアルな市場を見極めながら進めることが成功の鍵です。
まずは、「現在の市場で何が通用するのか?」をしっかり把握することから始めましょう。