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技術士(建設部門)の取り方

私は入社後20年ずっと現場勤務です。38歳まで技術士は「いつか取得できたらいいなあ」と思ってました。ところが38歳から約2年従事した現場でその意識が変わりました。発注者、隣接工事の現場責任者がこぞって技術士だったのです。技術士に囲まれた環境でいろいろな思いが生まれ、ついに「40歳までに必ず技術士になる!」と決意しました。前々からコンクリート診断士は取得したいと思っていたので、同時取得の目標を掲げました。妻の協力を得て、半年間、土日の午前と午後を四つに分け、そのうち二つは図書館に行って勉強しました。共に筆記試験がメインのため、最初の3ヶ月は模範解答をひたすら書き写し「長文を書く訓練」をしました。後半の3ヶ月は書き写しに加えて、最近の過去問を実際の試験時間に合わせてひたすら解きました。コンクリート診断士に関しては5万円の二日間講習に参加しました。これは本当にためになりました!やはり高額な分、ちゃんと受講せねばという意識が働いたのだと思います。図書館の社会人専用机は私の資格取得の必殺技となりました。目的は違えど、ある目的に向かって敢えて休みの日に勉強をする者ばかりですので、私は勝手に「あの人も頑張っているから、私も頑張ろう」と思っていたと当時を振り返れます。技術士は決して取得不可能は資格ではありません。どれだけ真剣に自らを律して勉強できるかどうかが鍵だと思います。

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