見出し画像

ジャパンC 2024 予想

本命◎ 4. ジャスティンパレス
前走はベストではない2000m、前有利な展開の中、スタートでで負けをして後方からの競馬となった。直線でも前が開かず大きく進路を切り替えるロスがありながらの4着。
2走前の宝塚記念は苦手な道悪で参考外。
有馬記念では内前有利の展開を大外をぶん回して上がり最速の4着。勝ち馬のドウデュースが3コーナーから上がっていたのに対して1番ペースの上がる4コーナーで更に外を回されていたこの馬の方がきつい競馬だった。武史騎手のコメントに「コーナーで上手く加速できなかった」とあり、昨年からローテを変えて東京2400mのここに使ってきたのも頷ける。
今回は坂路の時計も楽に出せており休み明けの前走よりも状態が上がっている。また、ゲートの駐立に不安があるので偶数番を引けたのは非常に大きい。

相手

3.ドウデュース
前走は前有利の展開を最後方からレース史上最速の上がり32.5の脚で差し切っており強い内容だった。
2走前も顕著な外伸び馬場の中、内を通しての敗戦、3走前は直線半ばまで全く進路が開かない状態での敗戦で度外視できる。
折り合いに不安がある為、2400mへの距離延長は若干のマイナスだが有馬記念の内容を見るとそこまで問題はなさそう。
去年のジャパンCや有馬記念、今年の天皇賞秋の結果からこのメンバーで能力が突き抜けているわけではないので現時点でオッズ妙味はないが日本最強レベルの馬であることは間違いなく、馬券には必須。

9.チェルヴィニア
前走は内有利の中、馬群でロスなく立ち回っての勝利だが完勝の内容。
状態がまだ万全でなかったオークスでもラスト1ハロン11.4とオークス史上最速を記録しており相当強い内容。
秋華賞3着以内の3歳牝馬はジャパンカップで8頭中7頭が馬券内に好走しており、馬券には必須の存在。
ただ、今年のジャパンCは例年よりもハイレベルで古馬との力関係がわからない中で2番人気とオッズ妙味はなさそう。

14.スターズオンアース
前走は初の海外遠征に直前での乗り替わりがあり、直線で右にもたれる癖が強く出てしまっての敗戦で度外視できる。
2走前の有馬記念ではコーナーでラチに接触しながらも2着、3走前のジャパンCではドウデュースに先着しており現状の人気ならかなりオッズ妙味のある一頭。
土曜日のトラックバイアスを見ると完全フラットで近2年の内有利とは違っていた。
大外に入ったことで人気を落としているが先行馬が少ない今回は昨年のようにポジションをとり、内に入れれば問題ない。
不安要素は休み明けで調教後馬体重が増えている点だが、過去休み明けでも高いパフォーマンスを出しており追い切りも昨年より良さそうなので問題ないと考えている。
現状の人気ならオッズ妙味もあり馬券には必ず入れたい。

7.シンエンペラー
前走の凱旋門賞は極悪馬場で特殊な競馬だった為、度外視。
2走前は直線で進路がない不利がありながらもオーギュストロダンと1馬身差。この時7〜8割仕上げだった事を考えるとオーギュストロダンより強い内容。
3走前は内前有利の展開を直線だけの競馬で差してきており評価できる内容。
凱旋門帰りで状態面が心配だったが陣営のコメント、追い切り内容からは問題なさそう。
同じ3歳のチェルヴィニアが2番人気でこちらが9番人気ならオッズ妙味もかなりあり馬券には入れたい一頭。

10.ドゥレッツァ
前走は初の海外遠征で斤量61キロ。内有利の中、外を回しての敗戦で悲観する内容ではない。
2走前は熱中症で度外視。
金鯱賞では叩き仕上げ+59キロ、直線で追い出しを待たされる不利があっての2着と力は示した。
菊花賞ではタスティエーラ、ソールオリエンスに圧勝しており能力を出せればこのメンバーでも十分やれる。
近走の成績で人気を落とすなら馬券には入れたい。

海外馬の見解

オーギュストロダン
G1を6勝しており、実績的には1番だか勝ってきたG1のレベルが非常に低い。
前走は直線スムーズに追い出して7〜8割仕上げで進路どりに戸惑ったシンエンペラーと1馬身差でホームグラウンドで戦えるシンエンペラーに逆転される可能性が高い。
2023年のBCターフでは喉手術明けのシャフリヤールと1馬身差とこちらも微妙な内容。
ディープインパクト産駒で日本の馬場への対応は可能だが能力的に1枚足りないと見てここは消し。

ゴリアット
2走前のキングジョージでは凱旋門賞馬のブルーストッキングに先着しており話題だが、このレースは高低差が激しいアスコット競馬場で行われたのに加えて、かなりのハイペースとなっている。ラスト3ハロンは12.4-12.6-13.0と究極のスタミナ比べのレースになっており東京のスピード比べとは全く別の競技になっている。
実際、ブルーストッキングも日本の馬場に近い英インターナショナルSでは後にシンエンペラーに負けるゴーストライターに4馬身ほど離されて負けている。
血統的にも極悪馬場の凱旋門賞を2年連続で好走したトルカータッタッソと同じ父で日本の馬場に合うとは思えないため消し。

ファンタスティックムーン
ドイツのダービー馬だがドイツ競馬はフランス、イギリス、アイルランドに比べてレベルが少し落ち成績的にも他の海外馬2頭よりは劣る。
日本の高速馬場に対応できるとも思えないので消し。



いいなと思ったら応援しよう!