阪神JF 2024 予想
本命◎ 9.ショウナンザナドゥ
前走は内前有利の展開を中団から外を回して差してくる好内容。レース後には「輸送で馬体が減ってしまった」とコメントされているため今回、関西圏でレース出来るのはプラス。
今回は1週前に栗東坂路の重馬場で4ハロン51.1秒、ラスト2ハロン11.8-11.8という破格の時計をマークしており、騎乗した騎手からも「前回とは全く違う」とコメントされるほど状態が良い。
スタート、折り合い面にも不安がなく、トラックバイアスが読みにくい今の京都の馬場で騎手がコース取りを選びやすい真ん中の枠を引けたのも良い。
前回の内容からもブラウンラチェットへの逆転も十分可能で軸向きの一頭。
対抗○ 17.メイデイレディ
アメリカには2歳G1が13個もあり、世界一2歳競馬のレベルが高い国と言われている。実際、サトノカルナバルを筆頭にアメリカ競馬の2歳重賞に日本の2歳馬が挑戦したが7着が最高着順だった。そのアメリカの2歳女王決定戦だったBCJFターフで2着に好走していることからもここでは能力最上位。このレースも1コーナーで外にふられる不利がありながらもデビューから5連勝中の名牝レイクヴィクトリアの2着とほぼ勝ちに等しい内容。このレースのタイムが1:34.5でアルテミスSと0.7秒しか違わない。
直線の短いデルマー競馬場でこのタイムということを考えると日本のスピード競馬にも対応は可能。
不安要素としては初の右回りやスローからの瞬発力勝負になった時などが挙げられるが実績No.1のこの馬が現状4番人気なら高く評価したい。
3番手▲ 13.コートアリシアン
6月の新馬戦では後半5ハロン57秒台を叩き出すG1級のパフォーマンスを見せている。
前走の新潟2歳Sでは出遅れ+終始折り合いをかいて直線早め先頭と、競馬になっていない中でも2着に残すかなり強い内容。
追い切りでは戸崎騎手が2週連続で乗りに来ており、折り合いもかなりつくようになっている。他馬に比べると余裕を持ったローテで状態もかなり良さそう。
スタート、折り合い、長距離輸送など不安要素は多いが能力はかなり高い一頭なので3番手評価。
おすすめ穴馬
8. カワキタマナレア
新馬戦、2走目と札幌の1200mで内前有利の展開を後方から外をぶん回す競馬で圧勝とかなり評価できる内容だった。
前走のファンタジーSはスローの前有利の展開を後方から上がり最速で5着と悲観する内容ではない。
デビュー時から鮫島騎手がかなり高く評価している一頭でテリオスララよりもこちらを選んでいる点からも現状の人気ならかなり美味しい。
10.ブラウンラチェット について
前走のアルテミスSは内前有利の展開が向いたとはいえ、ラスト3ハロン11.5-11.1-11.0のかなり優秀な加速ラップで勝利しており能力は高い。
今回気になる点として調教後馬体重が−10キロでここに関西への長距離輸送が重なる点。陣営も「カイ食いが悪い」とコメントしており力を出しきれない可能性があるため現状1番人気なら相手又は抑えまでの評価としたい。
その他の相手
1.2.7.12.15