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美しい心は、人がひよっ子であることを知っている

地球が誕生したのは50億年前。
銀杏は、地球上で最も古い生きもので1億5千年前のジュラ紀から生き残っている。
ダーウインは、銀杏を生きた化石といった。

人類は、500万年前に生まれたので、まだ、地球のひよ子のようなもの。

都立木場公園の銀杏落葉は、朝方まで時雨ていたので、落葉は降ったまま、人の気配のない自然な形で、枝の下に大きな円を描いていました。

禅寺でいう「脚下照顧」は、銀杏落葉のことのように思います。

立っている姿を見て1億5千年前の奇跡に感動し、黄金色の落葉を見ると、お日様の温もりがあって「優しさや銀杏黄葉の日の匂い」です。

自然の摂理から見ると、人に装着した心は、まだまだ成長初期、試運転中のひよっ子です。

心は、見えない、掴めない、そもそも実態がないのだから、感じるのみです。

心は、ひよっ子を飼うように取扱には、説明書が必要です。

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