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美しい心は、人をお花のように受け止める練習中

教育を受けた人は、べき論を語り、敵味方に分けて、集団を創ろうとする癖を持っていた。

バートランド・ラッセルは「人はうまれたときは無知であって、馬鹿ではない。教育によって馬鹿になるのだ」といって笑った。

都立木場公園のロウバイが咲き始めました。
今季、一番の寒さの中、「臘梅の香り仄かな花明かり」で、温もりを感じます。

花を見て、べき論を語る人がいたら、自然の摂理に対する、いわれのない言いがかりをつける無頼者です。

教育を揶揄したラッセルは「現実の世界を、あるべき姿ではなく、ありのままに理解するということは、智慧の始まりなのである」と言っている。

昭和の時代の人の繋がり方は、金太郎飴方式ででした。

最近は、多様性やダイバーシティが求められて、世相が大きく変わっています。

対人関係の心得は、べき論から離れて、お花を見る感性に切り替えなければ、単なるハラスメント事件になります。いわゆる言い掛かりとして扱われる。

人を見るときは、相手の立場に立って、ラッセルの言うように、ありのままに理解することによって論点が一致してお互いの違いを理解し合う社会ができて、建設的な智慧の始まりとなります。

美しい心は、人をお花のように受け止める習慣に自信を持ちつつあります。


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