見出し画像

呉線散歩:大芝島から小芝島(ハートの島)を

 呉線の風早駅を出発して大芝島まで散歩した記事の後編です。

 大芝島までの前編は下の記事をご覧下さい。

 今回は、島に設定されているウォーキングロードを途中までたどった後、ハート島と言われている小芝島を展望する地点まで登り、大芝大橋まで戻って帰るまでです。


外周道路

 大芝大橋を左手に見つつ、坂を下って、島の海沿いの道路に出ます。

海面のレベルまで降りてきました。
道は橋の下を通っています。
下から見ると聳え立っています。広角レンズを使っていますので、補正をかけても少し歪んでいるかもしれません。
ときどき振り返りつつ
太陽が雲に隠れたり出たりするせいか、海の色が刻々と変わります。
橋をくぐり終わりました。橋の向こうに見える白雲と青い空が印象的で撮った1枚。
コンクリート壁の上にカメラを置いて撮っています。現像を青強めにしています。
これも少し現像を青強めにしています。
晴れてきて、橋が太陽に照らされています。
私の勝手なイメージだと、こういう所には必ず釣り人がいるのですが。
よく見ると梯子が掛かっているので、潮が引くと降りれるのですかね。
水の色に白い船が映えています。
先は長い
振り返ると、対岸も天気は良さそうです。
後から気づいたのですが、これが上から見るとハートになるみたいです。
すっかりいい天気です。
ウォーキングロードはこの奥の先まで続きます。

 天気は回復しましたが、空にはそれなりに雲が浮かんでいるので、天気のいいうちに眺望のいい場所に行きたいと思い、ウォーキングロードからそれて、山の方への上り坂に向かいます。

海を背にして、これから坂へ。斜面で柑橘類を育てているのが瀬戸内っぽいですね。

 舗装された道路で歩きやすく、少し竹林の中を抜けたりしますが、すぐ見晴らしがよくなります。

少し小芝島らしき島が見え始めます。

小芝島

 Googleマップで確認すると、小芝島(ハート島)展望地に段々と近づいています。
 一番近くに見える小島が小芝島のようですが、角度的にハート形には見えません。

 少し進むと、大分ハート型らしく見えてきます。

 しばらく行くと、看板がありました。

 私は、眺望小屋や展望台みたいなものがあるのをイメージしていたので、この看板の周囲にそれらしき建物がないので、戸惑いました。
 看板から少し先(島の奥側)へ道を進めば道路わきにスペースがありますが、看板の所には駐車スペースもないので、車で行く人は要注意です。

 看板から少し大橋方向にずれて、木々が無い所から撮りました。
 残念ながら、干潮ではありませんでした。
 でも、何とかハート型に見えなくもないような気がします。

 潮が引いたときの写真は下のウェブサイトでご覧下さい。

 さらにもう少し大橋方向へ戻る所から、もう1枚。

島の角度的に、ここが、よく紹介されている場所ですかね。

 橋を撮るために広角レンズを持ってきたのですが、望遠レンズで拡大して撮ったらもう少し印象が変わる気がします。

 いずれにしても、眺望のいい所から綺麗な海に浮かぶ島を見れて満足でした。

持っているレンズの中で一番の広角で。
この景色を左手に見て帰ります。右は山の斜面です。個人的には中央少し右に見える島が魚の形に見えます。
少しずつ見え方が変わってきます。

帰路:安芸津駅へ

 すでに大芝大橋の方へ進んでいたので、帰るのはその道を進むだけだったのですが、思ったより橋は近かったです。

こういう雰囲気の写真を上手く撮れるようになるのが目標です。
山側の斜面でもミカン

 橋に着きました。

 晴れているせいか、行きと景色の雰囲気が違います。
 色合いが少し柔らかく感じました。

橋の島側から
より広角で
龍王島(中央)、藍之島(右端)方向

 橋を渡り終えると、カメラのバッテリーがほぼ無くなりました。
 今日使ったのはPentax K-3 Mark III 。一眼レフは電池持ちがいいと思って、予備バッテリーを買ったことすらありません。
 ただ、撮影枚数は250枚、液晶モニターで撮影結果を確認することもあったとはいえ、こんなに少ない枚数で電池切れしたことは初めてです。
 使って、もうすぐ3年。大分電池が弱ってしまったようです。
 モバイルバッテリーから充電してもいいのですが、写真は十分撮りました。散歩しながら撮影するのは終わりにして、帰ることにしました。

 橋のふもとにあるバス停の横を通ると、1日に5本のバスの最終便がちょうど5分後に来ます。

 渡りに船とばかりにバスに乗りました。ただ、ICカード等は使えず、現金で一律300円の支払いのみ。全然小銭を持っていなかったので、乗車拒否されないかヒヤヒヤものでしたが、運転手さんは、少し大きなお札を両替してくれました。

 バスの行先は呉線の安芸津駅。風早駅より1駅分三原寄りです。
 1時間に1本しかない呉線ですが、安芸津駅の駅舎は待合室がしっかりしていたので、待つのは苦痛ではありませんでした。

 ただ、駅前の閉まっていた喫茶店に入ってみたかったなぁ。

カメラの電池を振り絞った最後の1枚。
少しフィルム風に現像しました。


おわりに ―野鳥の印象も兼ねて

 私は歩きましたが、大芝島は、車で行けばもっと簡単に行ける場所です。
 私は行けなかったですが、まだ大芝島には見どころ「大芝島のモンサンミシェル」もあり、車を使えばそこもハート島の展望地とまとめて1日で行けたと思います。
 
 ただ、歩いたからこそ気づいたこともあります。地元の方とのんびりお話できたのもそうですし、遠いので実際にできるかはともかく、野鳥観察する場合の情報収集もできました。
 
 野鳥に関しては、風早駅降りてから、大芝島をめぐって帰るまでの第一印象として、とにかく野鳥が多いということです。
 よく観察すれば種類も多いのだと思いますが、とにかく野鳥を見かける機会が多かったです。
 海沿いを歩いているので水鳥を見かけるのは当然ですが、メジロ、ジョウビタキ、イソヒヨドリなど、常に視界に野鳥がいるような感じでした。
 歩くので重量的にカメラ2台持ちはできなかったのですが、小型の双眼鏡を持って行き、初めてハヤブサを見れました。
 自然公園などに行かずに、こんなに野鳥が見れるなんて!

 話を戻すと、呉線にはまだまだ魅力的な場所があります。次の候補地は、今回訪れた風早のお隣の駅の安浦です。訪れたら、記事にしたいと思います。

 今回もお読み下さりありがとうございました。

 

 
 

いいなと思ったら応援しよう!

K.Y.
頂きましたサポートは、野鳥撮影後にたまに行っているゴミ拾いの際のゴミ袋等の諸費用に充当させて頂きます(結果は半年~1年くらいごとに記事でご報告します)。でも貴重なチップでなくてもコメント等だけでも、十分嬉しいです。