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オールドレンズ練習 #7

 秋から冬にかけては太陽の位置が低いので、光の角度的に、逆光の中でオールドレンズを絞り開放にして撮って、オールドレンズの特徴の一つであるフレアを出しやすくなります。

 ですので、今日は地元の神社まで散歩に行く途中にオールドレンズを使った撮影の練習をしました。

 使ったのは、PENTAX SUPER-TAKUMAR 55mm F1.8 です。
 以前の記事でもご紹介した虹色フレアが出るので有名なオールドレンズです。

 日没前の夕方だったのですが、快晴の逆光は相当明るいですね。
 NDフィルター(ND32)をレンズに付けても開放では白飛びしている写真がありました。

まず河原のススキで1枚。ススキに重なるように虹色フレアが出ればいいのですが、まだ太陽の位置が少し高かったです。
逆光に透ける葉が綺麗だったので、フレア関係なく

 神社に着きました。
 日没まで1時間きった太陽はちょうどいい高さです。

入り口の灯籠
小さい神社です
とりあえず狛犬が虹色フレアの中に入るように撮って見ましたが、後ろのフレアの方がにぎやかで今一つですね。
もう少し太陽と狛犬が重なる位置に移動して撮って見ましたが、これはフレアが狛犬に重なりすぎてしまいました。色々と試行錯誤しましたが、太陽が沈んできてたり茂みで光が遮られたりして、撮影が難しくなりました。この2枚は比較的良かった方です。
虹色フレアは諦めて、気になる秋の色を撮りました。
神社の手水鉢
神社近くの公園。元は何の動物だったのでしょう。秋に見ると、寂しい感じか増します。

 久しぶりにマニュアルの露出モードで撮って、ピント合わせもMFであまり上手くいきませんでした。
 それほど枚数撮っていませんが、ピントが合ってなかったり、露出オーバー・アンダー連発でした。
 ただ、カメラにあまり頼らずに、1枚1枚に時間をかけて撮るのも、自分の実力のなさを改めて思い知っていい経験です。

 あと、神社では蚊に刺されまくって、最後はあまり撮影に集中できませんでした。まさか11月に蚊がいるとは!
 こういうことへの対策も撮影の一部ですね。

 SUPER-TAKUMAR 55mm F1.8は虹色フレアだけではなく、景色を撮っても私好みの雰囲気のある写真になるので、もう少し頻繁に引っ張り出して使いこなせるように練習したいと思います。

 今回もお読み下さり、ありがとうございました。


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K.Y.
頂きましたサポートは、佐伯区・安佐南区で野鳥撮影前にたまに行っているゴミ拾いの際のゴミ袋や手袋代・長靴代に充当させて頂きます(結果は「つぶやき」でご報告します)。それなりの金額に達しましたら、大型のゴミ(自転車、冷蔵庫など)の処理も検討し、その一部にさせて頂くかもしれません。