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2025/1/1の野鳥記録(ミヤマホオジロ、ヤマシギなど)

 今年も安佐南区の公園に行きました。
 今年こそ体重を落とさないとそろそろまずい、ということで探鳥兼散歩です。

 会えた野鳥は、ほぼいつもの顔ぶれですが、1種だけ新たにヤマシギに会えました。


セグロセキレイ

 公園に行く途中の休耕田にいました。

 近所の川ではハクセキレイと小競り合いをしていますが、ここはセグロセキレイしかいません。

 生息地では、ハクセキレイに押されているようなので、こういうセグロセキレイがゆったりしている景色を見ると安堵します。

個人的に好きな野鳥TOP5に入ります。ミッキーマウスのような目が好きです。

ハシビロガモ


 公園の近所の池には、こちらもハシビロガモが長期滞在中。
 キンクロハジロがいなくなっていましたが、カルガモと一緒にいました。

 年末年始で人の気配があまりしないのか、岸に近い所にも来ています。

歯が良く見えます。

ミヤマホオジロ

 最近、公園内のいる所が決まっています。

 かなり警戒心が強く、すぐ逃げてしまいます。

 大好きな鳥なので、今日こそ飛ばさずに近くから撮りたいと、まず、様子を見つつ物陰から数枚とりました。

オス
夕食中
群れで行動してますね。
こちらを見ている?気づかれた?
食事を再開してくれました。逃げないでくれて良かった。
またこちらを気にしてる?逃げないで。
ちなみに、左は私が隠れている茂みなので、トリミングで切り取っています。
ですので、少し偏っています。
やはりこちらを見ている?つぶらな目はかわいいですが、こちらは気にしないで欲しい。
よしっ!採餌に戻ってくれました。

 警戒心が少し薄れたようなので、姿勢を低くして物陰からさらに群れに近づこうとしたその瞬間、バランスを崩して前のめりになり、転倒しそうなりました。
 鳥に思いっきり姿を見せてしまいました。

 当然、ミヤマホオジロは驚いて一斉に飛び去りました。
 食事の邪魔して、ごめんなさい。

 逃げても遠くまで行かず、近くの茂みから「チッチッ」と鳴き声が聞こえてきます。
 それが、「エサ食べたいのに、お前が邪魔だ」という恨み節に聞こえて、しかも日陰で寒いので退散しました。被害妄想ですが。

 運動は、散歩だけでは足りませんね。バランス感覚を取り戻すために、体幹トレーニングもします。

ヤマガラ

 その後は公園内をフラフラと歩きました。

 松の林の近くにビンズイがいないか確認しに行ったら、コツコツと音がします。

 見上げると、ヤマガラが松の実をついばんでいました。

お正月といえば、松ということで。
にゅっ

エナガ

 今日は暖かったので、林の縁にある公園のベンチで一休みしました。

 目の前にエナガたちの大きな混群が来ました。

お腹がピンク色。

コゲラ

 混群の中のいました。
 久しぶりに見かけました。

この木のまたにずっといました。

メジロ

 こちらも混群の中に。
 あまり人を恐れませんでした。

この写真もクロガネモチの赤い実がなんとなくお正月っぽいので選びました。

ヤマシギ

 突然ですが、以前からアオシギを見たいと思い、探しています。

 下の書籍にアオシギの探し方が載っており、同じ内容が出版社のnoteの記事にもなっています。
 そこに書いてある生息環境に似た場所を見つけて、通りかかるときはいつもチェックしています。

 noteの記事はこちら。

 アオシギがいそうな本格的な渓流は、日常で行くところにはさすがにありません。ただ、それに近い、山から湧いて木々の間を流れる浅い小川を廻っています。

 アオシギは関西以西には少ないそうです。でも、シギチドリ好きとしては、いつか会ってみたい鳥です。
 ですので、会えそうな場所を見つけては、時間があるときに、そこをめぐっています。

 ちなみに、私の横浜の実家の近くにはアオシギ(そしてヤマシギも)がいるので有名な探鳥地があります。
 そこに行けばいいのかもしれませんが、大勢のカメラマンがいるので、何となく足が向きません。
 探鳥は気分転換なので、人の多い所よりのんびり自然も楽しめる場所に行きたいときが多いです。
 もちろん、多くのバーダーさんと情報交換するのも楽しいのですけれど。

 話がそれましたが、今日、スマホのANA Pocketの歩数をもう少し増やしたかったので、足をのばして、チェックポイントの一つに向かいました。

 そこに近い、途中の道路の脇でハトより少し大きいくらいの鳥がエサを食べています。
 キジバトかなと思いつつカメラを向けたら、道路を横切って走り去りました。

夕方で、ISO感度が上がらないよう、シャッタースピードを遅くしていたのが、少し悔やまれます。

 その動きが明らかにハトではないので、途中から写真を撮りました。 液晶モニターで確認したら、明らかにシギです。 
 Googleにかけたら、ヤマシギと出て、図鑑でも確認しました。

頭の後ろの模様が特徴らしいですが、ずっとこの顔の角度でしたので、確認できません。
足がブレています。それほど俊敏に見えなかったので、シャッタースピードは1/640でした。やはり野生動物の動きは速いですね。
独特というか、不思議な感じの野鳥さんですね。

 私は、広島市北部の野鳥を記録したいのがメインで、珍しい野鳥はその中で見つけられればいい、という感じなので、あまり珍しい野鳥にこだわりはないのですが、2025年初めての野鳥の記録なので、少し変わった野鳥をご紹介できてよかったです。

 ヤマシギに感謝です。

 珍しい野鳥を見れて大満足でした。アオシギではなかったですが、何回も同じフィールドに寄って確認したのが良かったです。
 アオシギも諦めてませんので、またここに行こうと思います。

 今回もお読み下さり、ありがとうございました。

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K.Y.
頂きましたサポートは、野鳥撮影後にたまに行っているゴミ拾いの際のゴミ袋等の諸費用に充当させて頂きます(結果は半年~1年くらいごとに記事でご報告します)。でも貴重なチップでなくてもコメント等だけでも、十分嬉しいです。