見出し画像

たっぷりエナガ

 今回は、近所の河川敷のエナガです。

 ご存じの人も多いと思いますが、エナガはカバー写真・下の写真の野鳥です。

亜種で北海道にいるシマエナガは大人気ですが、エナガもかわいくて人気の野鳥ですよね。クモの巣の糸から大きさが想像できるかと思います。

 写真を中心にご紹介したかったのですが、画像のサイズが大きかったので、「画像」ではなくて「テキスト」で記事を書かなくてはなりませんでした。

 「テキスト」の記事なのに、画像だけでは無味乾燥ですので、お恥ずかしながら、私がエナガを撮るときに注意していることも書いてみます。

 エナガは動きが素早く、木々の枝から枝へすぐ飛び移ります。しかも、高い所を移動することも多いです。

 それを撮ると下からになったり、枝がかぶって上手く写ってなかったりします。

 ですから、私の撮影技術では撮るのが大変な鳥です。
 撮るときには、以下のことをしています。

 私より野鳥撮影の経験が豊富な方が多いと思うので、それらの方は写真の見出しに飛んで、ご覧下さい


エナガを撮るときに心がけていること

①エナガの群れが通過する場所を探す。

 エナガの群れは、いつもだいたい同じ所を通るようなので、その場所をいくつか探しています。

②その中から、河川敷を選ぶ

 河川敷は、林、森、公園に比べて高い木が少なく、しかも木々がまばらです。
 河川敷の木は土手から見下ろせることも多く、下からカメラを持ち上げて撮るリスクが減ります。
 下から撮るのはやはり疲れますし、うまく撮れる確率は下がる気がします。

電線の上です。枝に止まるのと違って、あまり動きませんでした。
下から撮ってもかわいいのですけれどね。


 土手がなくても、高い木でなければ、エナガが目線の高さで移動してくれる確率は高まります。

 それに、これは個人的に印象なのですが、木々がまばらだと、林の中よりもエナガは一つの木に留まる時間が長くて、撮影時間も増える気がします。

 あと、河川敷は木々が少ない分、背景もすっきりして光が入りやすいので、ボケやすいです。

 私の中では、光を上手く入れられた例です。

 以下は、野鳥撮影の鉄則ですが、一応書いておきます。

③季節は冬を選ぶ

 木々の葉が落ちて撮影しやすくなります。

④エナガの群れが移動する方向で動かずに待つ
 

 野鳥は追いかけず来る方向に先回りして待つと野鳥撮影の本には必ず書いてあります。
 エナガの群れの場合は、鳴き声もにぎやかですし、動く方向の予測は付きやすいので、この野鳥撮影術が一層あてはまります。

 座って待つと野鳥の警戒心が薄れて良いとされますが、エナガの場合は警戒心がそれほど高くないので、立って待っても大丈夫なことが多いです。

電線の上のエナガ

 河川沿いの道路を歩いていたら、民家ばかりの方向からエナガの鳴き声がします。
 人工物に止まるエナガは初めて見たので、珍しくて撮りました。

背景は、電柱についているトランスです。目が合っていますね。
この表情も人気の秘密でしょうね。人工物があるとモノクロにしたくなります。
電線の上にも。エナガってギロッて目になりますよね
電線の上で背景が青空というのは、野鳥の写真では普通かもしれませんが、エナガは私にとって新鮮でした。
このように、同じ所に結構いました。
電線にもさかさまに止まるのですね

木の上のエナガ

 撮影していると、電線の上から私の近くの河川敷の木に群れが降りてきました。

木といっても、大きな草と言ってもいい程度のところへ
目の前の枝に
葉の裏に何かあるのでしょうか?
やはり葉の裏が気になる様子
葉の裏から気がそれた様子
また別なところが気になる様子
少し枝がかぶっているので、せっかくならトリミングで大きく
やはり上が気になる様子
丸い
ここからまた別の個体?

後ろ姿

少し頭の毛が逆立っているのが特徴的
背景は川面です。
少しアップでこちらに振り返る感じを
頭の毛から、先ほどの個体ですね
直ぐに向こうをむいてしまいました。警戒されてないのはいいことですね。
少し大きめにトリミング
少し向こうをむいてしまいました
最後は絵になる姿勢になってくれました

 ご覧下さり、ありがとうございました。

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K.Y.
頂きましたサポートは、野鳥撮影後にたまに行っているゴミ拾いの際のゴミ袋等の諸費用に充当させて頂きます(結果は半年~1年くらいごとに記事でご報告します)。でも貴重なチップでなくてもコメント等だけでも、十分嬉しいです。