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2025/1/15の野鳥記録(前:ノスリ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ)

 今日は午前中は探鳥にあてようと思いました。

 天気予報は曇りのち晴れで、満潮時刻は11時。

 これは干潟に行くしかない!
 というのも、野鳥が空腹になって採餌する条件が揃っていそうだからです。

 と思ったら、沿岸を通る山陽線が事故で運転見合わせ。運転再開はしそうでしたが、休みに電車の遅れなどでやきもきしたくないので、予定を変えて、海からへ。

ここから遠くない廿日市市ではなだれ注意報が発令。宮島の温暖なイメージと現実は違う。

 人間万事塞翁が馬。
 トビを含めて、3~4種類の鷹が見れました。数が確定しないのは、いまだにハイタカかオオタカか確信を持って見分けられないからです。

 ただ、機材に少し反省もありました。


ノスリ

 
 予報は曇りのち晴れでしたが、最初、天気はかなり悪かったです。小雨がぱらついたり、本格的な雨になったり、小雪がちらついたり。

 天気が回復することを信じて、最寄りのバス停から目的地までひたすら登ります。大半の道は舗装されているので、歩くのは楽です。

 一応、防塵防滴のカメラとレンズですが、短時間でコートがじっとりと濡れるくらいの雨では、リュックからあえて出す気にはなりません。
 
 途中の道で初めて見たクロジらしき鳥も、カバンからカメラを取り出す時間がなく、泣く泣くスルーです。
 ソウシチョウのテリトリーに沈んでしまった場所で、別の鳥を見れて嬉しかったです。

 目的地についても、雨はやみません。
 クマよけに付けているラジオを聴きながら、天候の回復を待ちます。

 そうしたら、目の前を白っぽいタカがふわりと横切っていきます。
 カメラを出しておけばよかったと思いつつ、猛禽類は一度見た後に空を舞っていることもあるので、慌ててカメラを出します。

 そうしたら、近くを旋回してくれました。

 写真がボワっとしているのは、霧のせいもあるかもしれませんが、私のミスです。

 今日は、干潟に行く予定で、強風にあおられるのが嫌でレンズフードを外して家においてきたのです。
 大失敗でした。
 レンズフードが無いので、レンズにもろに雨や雪が付きます。
 ちゃんと状況をシュミレーションして、機材をしっかり揃えて撮影に臨むべき、なんて大げさなレベルではないですね。
 それ以前の単純なミスです。

 ノスリはそれなりの時間旋回してくれました。時間にしたら、2分もないでしょうが、レンズを拭きつつ、何とか数十枚撮るのには十分ば時間でした。

見てるぞ!って感じですね。
ノスリは顔がかわいらしい。
猛禽類の中では比較的よく見かけるせいか、それほどの人気ではないようですが、優しさと鋭さが同居している雰囲気で、私は大好きです。
下を見ています。獲物を見つけたのですかね。このまま木々の向こうに行ってしまいました。

メジロ

 生き返りの道に、メジロがかなりの数いました。混群ではなく、メジロだけの群れで食事中でした。

 横浜に住んでいた時は、メジロは柿や民家の軒先のミカンを食べている印象でしたが、樹液をなめたり、木の実を食べたり、結構色んなものを食べますね。

一瞬差した日の光を浴びた感じが好きな1枚。

ホオジロ

 ホオジロの鳴き声もあちこちの茂みから聞こえました。
 飛び出して木の枝に止まるのも何回か見ましたが、ものすごく寒そうな雰囲気だった一羽を。

メス。野鳥観察を始めた頃は、冠羽!?今度こそカシラダカか!なんて思ったものです。
寒そう…

カワラヒワ


 山間でしかも群れではなく単独でいました。珍しい。

畑から電線の上に避難して、そこからは逃げないでいてくれました。


 予報よりも天気が回復しないので、「下山」し始めたら、暖かな日差しが差し始めましたが、同時に小雪もちらついていました。

 広島に来てから、不思議に思ったのが、この晴れつつ小雪が舞う天気です。

 寒かったですが、猛禽類が見れたし、充実の探鳥でした。
 
 今回もお読み下さり、ありがとうございました。
 次のハイタカの記事でお会いできましたら、嬉しいです。

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K.Y.
頂きましたサポートは、野鳥撮影後にたまに行っているゴミ拾いの際のゴミ袋等の諸費用に充当させて頂きます(結果は半年~1年くらいごとに記事でご報告します)。でも貴重なチップでなくてもコメント等だけでも、十分嬉しいです。