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2024/10/20の野鳥写真(キビタキ、オシドリ、オオタカ)

 今日は山の中の公園に行きました。
 まだキビタキがいました。
 その一方で、途中で通った湖にはオシドリが来ていました。
 夏鳥のキビタキと冬鳥のオシドリが交錯する。この時期ならではですね。
 空を見たら、タカが舞っていました。

 ちなみに、朝に公園へ向かう途中で道路の地面付近をフラフラと飛ぶトビに車でぶつかりそうになることが2回ありました。
 偶然なのか強風のせいなのか、エサとの関係でその時間帯のトビに特有の行動のせいなのか。
 かなり強めにブレーキ踏まなければなりませんでしたが、交通量が少なくて助かりました。
 探鳥に行く際の運転は野生動物に注意しなければならない、というのをあらためて肝に銘じました。

オシドリ

 この辺りで今年初めで見ました。マガモも来ていましたが、そちらは逆光で上手く撮れませんでした。

現時点でも昨年より数が確実に多いです。
一番近くに来た時。かなりトリミングしています。
そんな大きくない湖ですが、あちこちで泳いでいました
朝陽を浴びて

 カモは茂みから出て来る時間帯があるようですね。
 私は朝早いので、朝の採餌?の時間帯によくぶつかります。

キビタキ

 まだいてくれました。

かなり近くまで来てくれましたが、枝がかぶってしまいました。少し残念。
この距離であまり撮れたことがなかったので、かえすがえすも枝が残念

オオタカ

 エゾビタキはいないかと木やその上空を見ていると、遠くにカラスやトビとは違うシルエットが。
 カラスより白っぽく、トビよりほっそりした尾の鳥が旋回していました。
慌ててカメラで撮ろうとしましたが、木と重なったりして、綺麗に撮れた写真はほとんどありませんでした。

カバー写真
参考文献によると、オオタカの「尾羽の黒帯はハイタカより明瞭なことが多い」とのことなので、オオタカの可能性が高い1枚。
また参考文献の図鑑によると、オオタカの「過眼線はハイタカより濃く目立つ」。目立つような気もします。
ハイタカの「尾は角尾」で、これはそれより扇形に近いので、やはりオオタカかなぁ


 猛禽は好きですが、そんなに見たことがあるわけではないので、識別に一苦労です。
 まず、写真の鳥は翼指が6本ですので、5本のツミと違うのはシルエットでも判別できます。
 次の問題は、オオタカハイタカかどちらなのかです。
 上の写真のキャプションに書きましたが、主に尾の特徴から、写真の鳥はオオタカのような気がします。
 強風に揺られて、3~4回旋回した後、山の中に消えてしまいました。
 再び飛ばないか、しばらく待ってみましたが、小鳥なども普通に鳴いていて、猛禽類が現れる兆候もないので諦めました。

おわりに

 識別について、間違っていたら申し訳ありません。
 こういう時、識別のためにより鮮明な写真が欲しいなぁ、より望遠のレンズが欲しいなぁと思ってしまい、片足沈み込んでいるレンズ沼にさらに踏み込みそうになってしまいます。

 エゾビタキやコサメビタキは見かけませんでした。もう渡ってしまったのでしょうか。

 カケスは相変わらず、色々なところで鳴いていました。

 エナガ・シジュウカラ・ヤマガラ・コゲラ達の混群を良く見れば、他の野鳥もいたのかもしれませんが、確認しづらい位置を通過したりして、そこは未練です。

 ただ、今日は猛禽類が見れて満足です。ここでは以前にハチクマを見たことがありますが、他の猛禽類はいそうなのに見たことがなかったので、確認出来てすっきりした気分です。

 お読み下さり、ありがとうございました。 


参考文献

永井真人(著)・茂田良光(監)『♪鳥くんの比べて識別!野鳥図鑑670』(第3版、文一総合出版、2019年)

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K.Y.
頂きましたサポートは、野鳥撮影後にたまに行っているゴミ拾いの際のゴミ袋等の諸費用に充当させて頂きます(結果は半年~1年くらいごとに記事でご報告します)。でも貴重なチップでなくてもコメント等だけでも、十分嬉しいです。