【読書日記】読書の秋が好き〈2024年10月〉
10月に読んだ本、まとめていませんでした。
思い出しながらベスト本を選んでいきます!
11月も忘れないうちに、早めにまとめたいと思います。
◎小説のマイベスト
10月のベスト本は2冊選びました。
『ふたりの証拠』アゴタ・クリストフ(著)堀茂樹(翻訳)
前作の日記とは違って普通の物語が始まり、少し戸惑いました。
リュカの年齢の割に大人びたところや、反対に繊細で不安定なところ、そしてまわりの人たちも皆それぞれ不安定で、読み進めるほどに気持ちが重くなってしまいました。
そして最終章で混乱させられ・・・続編へ。
『あずかりやさん まぼろしチャーハン』大山淳子(著)
大好きなシリーズの4作目。いつもながらあずかりやさんの仕事ぶりに毎回驚かされます。
本当になんでも預かってしまい、まわりの心配をよそに臨機応変な対応に頭がさがります。
◎10月の本のこと
10月は未来屋書店上尾店さんのイベントへ行きました。
出版社や著者の方々がお店を出していて、野外のフリーマーケットのような感じで、一店舗ごとにじっくり見て回りました。
著者のカモシダせぶんさんから直接作品を購入させていただきました。
おすすめ本をいろいろと教えていただき、とても本が好きなのが伝わってきて楽しいひと時でした。
なんとお笑い芸人さんと書店員と作家のお仕事をされているとのことです。
早速読んだ『探偵はパシられる』は期待以上のおもしろさで、グッとくる場面もあり、続編を出してほしい作品です。
読みやすくて中学生以上なら楽しめると思います。
向坂くじらさんともお話しできて、トークショーでは詩の朗読を聞かせていただきました。
くじらさんの詩集とエッセイを少しづつ読んでいるのですが、とても言葉を大切にしていて、自分も一言一言の言葉を大事に使っていきたいです。
子どもと一緒に『放課後ミステリクラブ5』も読み始めました。