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ドイツ(チュービンゲン)でのバスの乗り方

ドイツにて留学中の私が南ドイツの都市、チュービンゲン(Tubingen)でのバスの乗り方についてご説明いたします。

私たちも日本から初めてドイツに来た時、バスの乗り方がわからず、市民の方に聞いたり、ドライバーに確認して情報を整理いたしました。


日本とはいくつかの点で乗り方が異なります。


まず一般的なバスの乗り方は、大きな駅であれば、バス停近くに赤い、もしくは灰色の自動販売機がありますので、そちらでチケットを購入します。英語表記もできるので、ドイツ語が分からなくても購入可能です。

行き先を入力して購入します。金額にしてだいたい1回4€くらいだったと思います。

一方で、小さい駅なら自販機はないので、バスに堂々と乗ってください。
そこでバスの中、中央あたりに、同じく自販機がありますので、そこでチケットを購入してください。

そして購入したら、チケットにハンコを押す機械が前の方にありますので、自分で押印して完了です。押印を忘れると無賃乗車扱いになる可能性があるので注意です。

そのため、上記の通り、ドライバーに何か見せたりする必要はありません。




ただし、私はこの購入方法は入国してから数回しかしたことがありません。


というのも、チュービンゲンという町はチュービンゲン大学を中心とした大学の町。

チュービンゲンの大学生は学生証があれば、無料でバスに乗れます。そのため、基本的にここに住んでいるドイツ人がチケットを買った姿を見たことがほとんどありません。

半年の生活で、思い出すと、数回ほどしかみたことがありません。

つまり、多くの大学関係の学生、職員は特になにもせず、来たバスに乗って、そのまま降りるということになります。

ドライバーも何も乗客に、依頼したり咎めることもしません。


さらにサービス旺盛なのが、、月の土曜日はバスが完全に無料になるキャンペーンもされています。

本当に素晴らしいですよね。




ここで私の問題が発生します。私はチュービンゲン大学ではないため、無料にはなりません。これはバス職員に確認しました。

では毎度、4€払うのも正直苦しい。というのもチュービンゲンという町の中でも私の住んでいる場所は、バスがないと1時間も歩かないと中心街や駅にいけないからです。


そこで強力なサポートになるのが、割引チケットです。そこには一日券や団体券など様々な割引券が自販機で販売されているので、それを使います。

私の場合はマンスリー(定期券)チケットを購入しております。また一応、他大学ですが、大学生のため割引も効き、毎月40€ほどで乗車乗り放題になっております。


ただし、今の今まで、一度も乗車券をドライバーに確認されたことも、他の乗客が確認依頼を受けているところを見たこともありません。

つまり、無法地帯にもなりかねない、なんとも海外らしい、ある程度「いい加減なルール」ともいえる、いや「個人の信用で成り立っている」ともいえる素晴らしい町、ドイツのチュービンゲンです。


ただし、ストライキには気を付けて!




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