鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 考察まとめ−05.1。
こんにちは michio★★★です。
現在 私は
映画《 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 》は
2022年 東京都現代美術館で開催された
グループ展《 私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ 》と
補完関係にあるという考察を書いてます。
うれしい再上映決定です。
考察記事に入る前に
嬉しいニュースが飛び込んできました。
《 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 》が
新たに真生版として劇場再公開と
なりました。
今回 新たに327カットのリテイクを施し
合わせて音も再ダビングです。
《真生版》は 制作者が当初想定していた
恐怖の物語がスクリーンに
蘇りますとのことです。
チラシのキャッチコピーが素晴らしいです。
今、語られる、鬼太郎の父達の物語
鬼太郎の父はひとりではありません。
ゲゲ郎と水木が父親です。
そしてもうひとり
本当の父 龍賀孝三…
この3人の父達の物語です。
また《 真生版 》というタイトルには
この国の闇が暴かれていき
そして
真実が生まれる …
そんな予想をしておきますね。
《 No Title Yet 》 (2022)
それでは《私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ》3人目の現代芸術家 大久保ありさんの《 No Title Yet 》と《 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 》との関連性について考察していきます。
よろしくお願いします。
全部出します。
大久保ありさんの《 No Title Yet 》は
過去に制作された13作品を編纂(へんさん)
しています。
《 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 》も私が考察した
映画作品が全部入っています。
私は《 鬼太郎 誕生ゲゲゲの謎 》を初めて鑑賞した時 真っ先に大久保ありさんの
作品が頭に浮かびました。
大久保さんの《 No Title Yet 》は
過去に制作された13作品とその時に書かれた
小説で構成されています。
小説と相まって
独特な雰囲気を醸し出す空間となってます。
さらに面白いのは
《 美術館の幽霊 》(2015)では幽霊(族)になった大久保ありさんが東京都現代美術館に
出没して自分の小説にルビをふります。
ただ 幽霊族の大久保ありさん
難しい漢字だけでなく例えば《日暮里》
(にっぽり)にもルビを入れます。
失礼な!!幽霊族の大久保ありさん!!
日暮里くらい読めます!!
ん
あ そうか!!
東京で生まれ育った私は日暮里は読めます。
でも地方の方には《 日暮里 》=(にっぽり)は助かりますね。
これが幽霊族大久保さんの正しさですね。
アート系ライターの皆様
このアクションが大久保ありさんの
《私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ》ですよ。😀
4人の現代芸術家が
全員《私の正しさ》を表現します。
それだけですか …
いやいやいやいや
幽霊族の大久保さん
あなたの正しさはそれだけですか…
ちょっと小粒じゃありませんか …
確かに過去作品を全部出しながら
まったく新しい世界を作り出しましたが
完全新作とは言い難いです。
新作をそっと展示しています。
《私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ》の大久保ありさんの《 No Title Yet 》には
しっかり完全新作が展示されています。
過去13作品のインスタレーションが
素晴らしくSNS映えするのでついつい
カッコいい作品に目がいってしまいます。
SNS映えしますね。
ほとんどのお客さんが
見逃してます。😀
新作は最初の入口と最後の出口に
さり気なく展示されていました。
これです。
私も最初は完全に見過ごしてしまいました。
実は2回目もやられました。
ふたつありました。
なんでしょうが このシルエットは …
このシルエットはこれです。
《 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 》で
裏鬼道衆 長田らに囚われ両手を後に回され
縛られ正座させられているゲゲ郎です。
びっくりです。
大久保ありさんの《No Title Yet》は
未来に公開される《 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎》
のワンシーンを描いていたのでした。
でも なんで ふたつなの…
おかしですよね。
ひとつでいいと思いますが…
その辺りも次で
詳しく考察したいと思います。
またキーワードも気になりますね。
まだもう少し考察がありますので
ひとまず この辺りで
最後までありがとうございました。
2年前の美術展覧会と絡めていますので
ちょっとだけ通常よりお時間ください。