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鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 考察まとめ 最終回。


こんにちは michio★★★です。

映画《 鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 》(2023)は
その一年前に東京都現代美術館で
開催されたグループ展
《私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ》と同じコンセプトであるといった
内容で記事を書いてきました。

ようやく
4人の現代芸術家のメッセージが
ひとつになりました。

そのメッセージは2023年公開の
映画《 鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 》で
再び私たちに新たなメッセージとして
蘇ります。

今回はいよいよ最終回となります。


2023年メッセージが再び

《私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ》には4人の作家の作品には各々に
伝えたいメッセージがありました。

さらに4人がリレーションで
ひとつのメッセージを形成します。

いつまで隠していないで本当のことを
吐き出しなさい。(高川和也さん)
そして それが悪いことなら素直に非を
認めなさい。(工藤春香さん)
まだまだ悪事があるなら全部出しなさい。
(大久保ありさん)
そして2度とこのようなことが繰り返さぬよう記録に留め絶対に風化さてはいけない …(良知暁さん)

このメッセージが2023年公開の 
映画《 鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 》に
引き継がれ爆発します。

ふたつの大きななメッセージが
あります。

映画《 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 》には
たくさんの伏線が張られ謎が謎を呼びます。
実はたくさんの謎に注目するあまり
さらっと語られている
メッセージに気づかないように仕組まれています。

これはグループ展
《私の正しさは誰かの悲しみあるいは憎しみ》の3番手大久保ありさんの
《No Title Yet》と重なります。

大久保さんの作品は過去作品を全て出し
その中に新作2点をそっと展示しました。

大久保ありさんの作品2点はけっして隠すことなく 強調するわけでもなく展示されていたのでほとんどの鑑賞者は見落としました。

これを鬼太郎誕生ゲゲゲの謎に当てはめます。

映画《 鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 》にも
同じ手法で大切なメッセージをそっと
私たちに伝えてくれています。

いきますね ひとつは

龍賀一族の長女乙米の子供は女の子(紗代)だった。 そして妹三女庚子(としこ)の
子供は待望の男の子時弥が生まれたのですが
病弱だった …

これが最初のメッセージです。

ふたつ目は沙代は誰の子?

私はひとつ目のメッセージから
もうひとつは龍賀沙代の出生に関わること
ではないか…と感じました。

沙代の父親は誰か…

龍賀一族の婿養子 克典でないのは明白です。
では 誰 …
まさか龍賀時貞 …  それはないと思います。
となると彼しかいません。

沙代は長田と龍賀乙米との間に生まれた
子です。
ここまで辿り着けばふたつ目のメッセージが
分かります。
いいですか

沙代は乙米と妹庚子の旦那との間に生まれた
子となります。

このふたつのメッセージに
東京都現代美術館で開催された
4人の現代芸術家のメッセージを合わせます。

いつまでも黙っていないで
吐き出しなさい!!
非があれば素直に認めなさい!!
この際全部さらけ出し
2度と同じことを起こさぬよう記録して
風化させない!!

となります。

映画《 鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 》は
本当に面白い作品です。
次は現在公開中の《鬼太郎誕生ゲゲゲの謎 真生版》を考察したいと思います。

最後までありがとうございました。















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