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科博 特別展 《 鳥 》へ行きました-01。

こんばんは michio★★★です。
11月22日(金)公休日
東京都台東区上野にあります国立科学博物館
の特別展《 鳥 》に行ってきました。


待ちに待った鳥の大型企画展

《鳥 TORI 》は国立科学博物館で
初の鳥だけを扱った大型企画展です。
楽しみにしていました。
鳥展ではなく鳥なんですね。
BIRDでなくTORIなんですね!!😄

ちょっぴり匂いますね😄

それでは早速観ていきます。

序章 絶滅 そして侵略的外来種


いきなりきました。
《 絶滅 》です。

絶滅の原因の50%近くが侵略的外来種に
よるものです。そして
25%が狩猟目的やペットとして捕獲が
原因 …
侵略的外来種を調べたらワースト10が
アライグマ、ヒアリ、カミツキガメ、ワニガメ、タイワンハブ、クロゴケグモ、オオヒキガエル、ヌートリア、マングース、グリーンアノール
マングースは沖縄のヤンバルクイナを
絶滅寸前まで追い込みました。
( 今年完全駆除されました )
あとはどうでしょう…
影響なさそうな感じです。

ところが 調べたら… ネコが…

実はネコ(ノネコ)が日本や世界で
侵略的外来種ワースト100に
入っていました。
ネコか… なるほど ん!!
じゃあアライグマは!! 調べたら…
北海道ではシマフクロウと巣の奪い合い!!
都内でも空き家に住みつき増加中… 
ああ ハクビシンも都内で増加中か…

侵略的外来種が鳥を襲ったり生息地を
奪ったりしています。

シマフクロウ

これって彼らが悪いのですか

アライグマ、マングース、ハクビシン
そしてネコ(ノネコ)ら
果たして彼らが悪いのでしょうか…

違います。彼らも被害者です。

私は
侵略的外来種を かわいいから とかの
理由で持ち込み
飼えなくなると簡単に逃がしてしまう
《 ヒト 》が
悪いのだと思いました。

一度絶滅したもの 絶滅に瀕しているもの

トキは国内産は2003年(平成15)に
絶滅しました。その後中国から提供をうけた親鳥から
子孫を人の手で増やし推定532羽まで増やしました。 ところが
佐渡ヶ島が過密状態となり初の減少となってしまいました。

あれ クマゲラがいる …

これはクマゲラではありません。
キタタキです。初めて知りました。 
キタタキは対馬に生息していましたが
1920年に絶滅します。
同じ亜種がいた韓国でも絶滅  東南アジアにもいますが大きさがまったく違います。小さいです。

キタタキの仲間のクマゲラに関しては
現在本州産クマゲラの
生存確認が途絶えてます。
絶滅が囁かれています。

クマゲラの森 白神山地を世界遺産に
で!!世界遺産になったらクマゲラが
いなくなってしまった…
間抜けな話です。

ライチョウ、ヤンバルクイナ、オガサワラカワラヒワは絶滅危惧種で
現在危機的状況に置かれています。
オガサワラカワラヒワはかなり危ない状況です。飼い猫が野生化したノネコに
食べられてしまいました。
ライチョウは地球温暖化の被害者です。
ヤンバルクイナはなんでマングースなんか放ったのでしょうか…

彼らはほんの一例です。

絶滅の危機に瀕しているのは
彼らだけではありません。
現在たくさんの野鳥が絶滅の危機に
あります。
特別展《鳥 TORI 》は私たちが持ち込んだ侵略的外来種や温暖化など人災に
よって種を維持出来なくなる野鳥たちの
現状を知ることから始まります。

自分で調べる展覧会。


特別展《 鳥 TORI 》は観終って気になった箇所を自分で調べて鳥の素晴らしさを
理解する…
自分で調べる展覧会です。
そんな感じがしました。
なのでまず序章《絶滅》について
考えてみました。

凄い展覧会です。

次回は面白い発見をありましたので
その辺りを考えたいと思います。

最後までありがとうございました。

続きます。

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